ディオール、シャネル、スキャパレリ | la petite chambre

la petite chambre

illustrator ree*rosee art works

Hello September!

9月のカレンダーは、ディオールのクラシックなスタイリングの

エル・ファニング。

ブロンドの女優ヘアに大きなつばのストローハット、ボリュームたっぷりな

フレアスカートで、グレース・ケリーのようなエレガントなスタイル。

こちらと同じくカンヌ映画祭で着用していたファッションです。

全くそのまま同じスタイリングの表紙で、ディオールの帽子本がありました。

 

 

ロンドンのVictoria & Albert 美術館で買った、クラシック・ディオールの

'The little dictionary of fashion'


クラシックなファッションイラストレーションとモノクロ写真、テキストで

構成された、A to Zのファッション辞典。

布張りの表紙がリッチな可愛い本で気に入ってます。

時々表紙のデザイン違いで見掛けるけど、中身は同じみたいです。

 

 

 

老舗のハイブランド・ファッションと言えば、現在開催中のガブリエル・シャネル展

今回各国1都市のみの展示らしく、残念ながら関西の巡回展はないそう。

京都で開催された上野リチ展は、三菱一号館美術館で巡回されてたのに、

やっぱりこういう時は気軽に行ける関東在住が羨ましい。。

 

シャネル展の日本開催は32年ぶりらしく、今後は当分なさそうなので、

すごく行きたかったけど、9月末までの開催なので個展前で遠出は無理そう… 

三菱一号館美術館は好みの企画展が多く、建物も素敵で好きな美術館だから

見かったし、コロナ以降は東京にも行ってないので、久しぶりに東京にも

行きたかった。

残念ながら展示は行けないと思うし、カタログの通販 (銀座蔦屋書店) で

取り寄せて少しでも気分を味わいたいと思います。

 

「芸術新潮」のシャネル特集も興味があるので、カタログと見比べてみて

内容が違えば検討したいと思います。

 

 

 

ちなみに、パリ装飾芸術美術館では、シャネルがライバル視していた

エルザ・スキャパリの企画展が開催中。

出自や生き方、デザインの方向性、本人亡き後の現代の知名度など、

あらゆる面で対照的なシャネルとスキャパレリ。

奇抜で独創的、鮮やかな色彩のファッション、香水瓶や小物雑貨、

ファッションイラストレーターが描いたドローイング、ダリやコクトー

など著名アーティストとのコラボ作品など。

スキャパレリの作品は、企画展などの一部として見たことあるけど、

今回のようなアーカイブ的な単独展は見たことないので、見てみたかった。

東京よりさらに行くのが無理だけど。。

スキャパレリ展は来年1月までの長期企画展なので、現地の友人に代わりに

行ってもらって感想聞いてみたい。

 

 

 

 

パリ装飾芸術美術館も、ファッションやデザイン系の企画展のセレクト、

ミュージアムショップも好みで、館内の装飾も趣があっ (パリの美術館は

古い建物が多いので東京の庭園美術館のように箱自体の雰囲気が良い)、

幾度も訪れた好きな美術館で、再渡仏の機会があればまた訪れたい場所。

 

2009年に開催されたマドレーヌ・ヴィオネ展も、当時ヴィオネという

デザイナーのことは知らず、ポスターのビジュアルに惹かれて見に行き、

エレガントで美しく印象に残った展示でした。

現地で買おうか迷い、分厚く重くて (他にも大量に本を買ってたので) 

購入を断念したヴィオネの図録。

当時50〜60ユーロぐらいだったと思うけど、今かなり値上がりしてる!

(こちらフランス語版だけど、英語版はもっと高騰してる) 

 

 

 

明日か明後日夜に個展の詳細についてお知らせ予定です!