Happy New Year 2023 | la petite chambre

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illustrator ree*rosee art works

遅ればせながら、あけましておめでとうございます🐇

2023年、皆さまにとって幸多き1年となりますように。

 

年末のご挨拶が出来ずにおりましたが、関わった皆さまに感謝申し上げます。

本年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

今年は卯年ということで、数年前に描いたうさぎの絵を🐇

クレール・ドゥニ監督のフランス映画「ネネットとボニ」のサントラか

何かのビジュアルで使われていた、ふわふわミュールの脚元とうさぎが

可愛くてエロティックで、好きな構図だったので描いた作品です。

 

かなり昔に見て記憶が曖昧で、うさぎは多分モチーフ的に登場したと思うけど、

ネネットはうさぎの名前ではなく、主人公の妊娠した十代の少女の名前で、

妹を守ろうとする兄ボニをメインに描いたナイーブな内容でした。

ネネット役女優の近況は不明だけど、現役俳優のグレゴワール・コランが

ボニを演じ、ブレイク前のヴィンセント・ギャロ (同監督の「ガーゴイル」主演)

とバレリア・ブルーニ=テデスキが、エロティックなカップルで助演。

 

 

「ネネット」以前に撮ったドゥニ監督の「パリ、18区、夜」も内容はあまり

覚えてないけど、ビジュアルとタイトルが印象的でした。

日本版ポスターやフライヤー、タイトルも邦題の方がずっとセンス良くて

(本国のはビジュアル、タイトルもイマイチ)、90年代の映画の国内フライヤー、

好みなのが多かったです。

主演のカテリーナ・ゴルベワ↑が美しく、共演の黒人俳優↑もカッコ良くて、

ベアトリス・ダルがチョイ役出演 (後年「ガーゴイル」にも出演)。

カテリーナ・ベルゴワは、ロシア移民らしいエキゾティックな美しさがあり、

レオス・カラックスの「ポーラX」にも主演、カラックスのパートナーとなるも、

10数年前に40代の若さで夭折。

 

「ネネットとボニ」はVHSのみで「パリ、18区、夜」は検索が出て来ず、

代わりに昨年見て良かった「パリ13区」が出て来たので、こちらも少し

紹介しておきます。

タイトル似てますが、原題は「パリ13区」の方がストレートな日本語訳。

→訂正追記:英題は 'Paris, 13th district'、フランス語原題は 'Les Olymiades'

=パリ13区の一角で名称の高層アパート住宅街とのこと。

巨匠ジャック・オディアールが監督・脚本、続々と話題作で人気上昇中・

中堅世代のセリーヌ・シアマらが共同脚本で参加。

主要人物にアジア系、アフリカ系、LGBT、etc. 多様な人種・ジェンダーが

違和感なく混在し、コスモポリタンな都市パリの現代の若者の性と愛が

アグレッシブに描かれ、劇場で見てインパクトのある作品でした。

お洒落なフレンチでなく泥臭くて、R指定で過激描写多めでスキャンダラス、

現代フランス映画的でおすすめです。

オディアール、シアマ監督は他にも好きな作品があり、本作感想を含め、

長くなるので改めて書きたいと思います。

 

「パリ18区〜」もカッコ良かったけど、「パリ13区」のフライヤー、

パンフもシンプルで素敵、デザインは大島依提亜氏。

昨年も依提亜さんデザインのパンフを何冊か購入し、コレクション増加中。

 

 


そして、2023年初めのカレンダーは「ダンボ」のエヴァ・グリーン。

こちらのカレンダーは、creemaで少しお求めやすいSALE価格で販売中です。

こちらは、昨秋個展で展示した額装原画。

 

 


2月以降しばらくオープン出来なくなりそうなので、今月中に (出来れば近日中) 

また一定期間、webshop オープンしようかと検討中。

秋以降もバタバタ続きで、お知らせ出来ぬまま掲載期間が終了した掲載物も、

合間にまたお知らせしたいと思います。

 

ブログとTwitterの更新があまり出来ないのですが、比較的 instagram

稼働率高めですので、そちらをチェックしていただければ幸いです。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。