欲しかったモデルがセールになって買いやすくなるのは嬉しい反面、人気が無いということで自分のセンスが信じられなくなるので複雑ですが…良いとしましょう。


222足目になりました。
adidas Crazy ADV
コービーのシグニチャーモデル、The Kobeを「Crazy」シリーズとして復刻してきたアディダスですが、更にそちらをアレンジしたモデルです。


今作はアディダスオリジナル扱いでの販売なのでもはやバスケットボールシューズではなく、普段履き用になってます。

各パーツのデザインはオリジナルを踏襲してますね。


今作の存在を最初に知ったのは、US11さんで紹介されていたOnenessというアメリカのショップの写真でした。
このスタイリッシュな写真にすっかりハマって海外取り寄せを決意していたところ、何と日本のアディダスでも取り扱いを開始。

しかもどんどんセールになっていったという経緯です。…嬉しいけど複雑…

オリジナルを知っているおじさん世代だから嬉しいだけで、皆さんそんなに思い入れが無いんでしょうね…

海外のサイトではアディダスの「Chainmail collection」…鎖かたびらコレクションという紹介をされていた編み込みのアッパー。

確かに写真で見ると西洋の鎧の鎖かたびらに見えます。

実物は柔らかなニットアッパー。指をもぞもぞと動かすと指の形が現れるくらい柔らかいです。

ヒールパーツはレザーの飾りで全く踵をホールドしません。

履き口はナイキのハラチのように柔らかなネオプレン素材。

先述のニットアッパーに直接開けられたシューレースホール、少しずつ毛羽立ってきます。

アウトソールはオリジナルとデザインはそっくりですが、クッション性はほとんどなく、バスケではとても使えません。


でもラプターズのカイル・ラウリーは実戦で履いていたんですよね…つくづくプロは違います。


最後に、最近読了したコービーの本。その中にアディダスがコービーに賭けていたことがわかる部分がありました。
ナイキがジョーダンを見出して大成功していたため、次のスターを探していたアディダスがまだ高校生のコービーに投資していたとのこと。
私もアディダスのコービーシリーズはオリジナルを2足、最近だとコルクアッパーのを履いてましたが、これだけ期待していた選手にナイキに移籍されたら「Crazy」という名前で復刻して少しでも売り上げに貢献させたい気持ちも分からなくもないですね…

バスケでは使えない履き心地でしたが、普段履きとしてはとても楽ちんなモデル、これから活用したいと思います。
以上、adidas Crazy ADVでした。


BTWも買っちゃおうかな…