前回の記事で書いたバッシュアジアカップ。

アジアブランドのバッシュを持っていなくとも参加できる会でしたが、ちょうど気になっていたモデルもあったのでこの機会に購入させて貰いました。


初のアジアブランドです。
220足目。

ANTA×NASA "SEEED"Galaxy

ANTA…中国語だと「安踏」と書くようですが、「アンタ」のハイカットバスケットボールシューズです。

ANTAと言えばゴールデンステートウォリアーズのクレイ・トンプソンのシグネチャーモデルが有名ですね。

特段クレイトンプソンが好きなわけでもなく、今評判の「KT3」はスルーしてました。

同モデルのブラックパンサーカラーが出た時には欲しくなりましたが、バッシュアジア氏のアドバイス、「バスケで使うには履き心地は他のカラーリングの方が良い」の声に購入を見合わせていました。



このままアジアブランドのバッシュを買うことはないかと思っていた矢先、突如現れた「NASA」とのコラボモデル。

初期モデルは即完売だったそうですが、次に出てきたこのカラーリングは購入可能との情報を頂き、代行購入を依頼しました。


ハイカットのデザインと、黒い色合い、そしてゴツいミッドソールの造りで重そうに見えるこのモデル。

実際にはメッシュ状のアッパーであること、つま先の補強パーツなども薄手でまとめているぶん、実物はビックリするくらい軽いです。


ゴツいミッドソールと、独特のパターンのアウトソール。白いアウトソールの模様もなんだか宇宙船のようなラインが入ってます。
なんとなくディズニーランドのスペースマウンテンを思い出すデザインです。(こじつけ?)


この凹凸のあるミッドソールからアウトソール、一体何の素材でできているか、触っても良くわかりませんが、独特なクッション具合でクセになります。


アメリカのバッシュレビューサイト、weartestersの兄さんも動画で「Weird(不気味とかふしぎとか)」と表現していますね。


個人的には半透明な素材であることと、触り心地からKobe10を思い出したミッドソールです。そこに誇らしげに刻まれたNASAのロゴ。

昔SF映画や宇宙図鑑にハマったおじさんホイホイな存在、NASA…アメリカ航空宇宙局。調べたらこのNASAのロゴは今は使われていないみたいですね。

ただ、夢中で図鑑などを読み漁っていた記憶のロゴはこちらです。「ワーム」というフォントだそうで…

そして、シュータンにはスペースシャトルの離着陸テストのマークが付けられています。

…なんだなんだ?スペースシャトルのように大気圏再突入できるような衝撃吸収性能があるのか…?

そして、肝心のANTAのマークがどこにも無いと思ったら、踵のストラップの後ろに隠れていました。


なんと奥ゆかしい…

そして、このモデル箱も凝っています。バッシュアジア氏が一度丁寧に分解して日本に持ち帰ったシューズボックス、外側は黒い箱ですが、中は宇宙柄になってます。


…もう…堪りません。少年心をくすぐりまくりです。


ミッドソールと並んで特徴的なのがこのストラップの存在。
足の甲の部分のシューレースで留められて…

足を捻挫した時のテーピングのように交差しながら足首をグルリと回ります。

そして足首一番上のシューレースで最後に締め上げるのですが、

インソールを外すと足裏までストラップが回り込んでいるのがわかります。固定はされていないのでシューレースから外してしまえば取ることもできてしまう造りです。



ヒールタブの内側に交差して回るストラップ。足首のホールドも素晴らしいですが、クロスするデザインも凄く格好いいです。


このモデルのために靴下も新調しました。
完全な自己満足の世界です…


バッシュアジア氏によれば、同じ技術のミッドソールのANTAのモデルが廉価版であるそうです。

履き心地と関係の無いNASAのロゴにお金を出すかどうかは貴方次第…いかがでしょうか…


私は…ロマンのために出しました笑