毎日寒くて体育館の中も冷え切っていてついバスケをサボりたくなりますね。

そんな時のカンフル剤はやはり新しいバッシュ!ということで、届きました。


227足目です。

Nike Kyrie 5 iD "Hardwood classics"

発売開始されたのは18日、その日に発注して届いたのが27日なので3週間かかりませんでしたね。


目に鮮やかなオレンジとブルーのカラーリングです。


側面からのシルエットは、シューレース上の青いパーツを除けば3作目のカイリー3そっくり。


アウトソールのカーブ具合も似てますし、


履き口のアキレス腱側が反り返っているところや、後ろから見たスマートなヒール周りは、目玉のマークの装飾が無ければ全く一緒です。


これまで234と作ってきているカイリーのiD。どんなカラーリングモチーフにするかは色々悩みました。


鉄板のSVSMカラー…気持ち金が弱い気がして却下。



スペースジャムカラーとコービーのMPLS風カラー…ちょっと色のボリュームが違って却下。



カイリー4で作ったジョーカーカラーとガンダムカラー…シューレース上のパーツが邪魔して却下。

GUCCIカラーと、映画アンクル・ドリューカラーのカイリー4風に…


はたまた追加で作ったカイリー4のiDのカラーリングを。
…と、何種類も作ったところで木になるポイントは、シューレースを覆うフライトラップ…直訳するとハエのトラップ…蝿の罠…食虫植物のハエトリグサを模したパーツでした。

  ここの色とアッパーの色を変えようと決めて考えること数刻、ふと思い出したこのカラーリング。
レブロンが所属していたクリーブランド・キャバリアーズが年に数試合着るHardwood classicsジャージに合わせたカラーリングでした。

キャブスのように歴史あるチームの過去の栄光を称えて着られるこの素敵なデザイン。
モチーフが決まればそれに合わせて何パターンか作ってみて…

最終的に決めたのがこちらのパターンです。

実物を見ていきます。

青いハエトリグサパーツをアクセントにするため、オレンジのシューレースを絡ませて青を際立たせてます。


ハエトリグサがハエをグワシッと捕まえるように足を包んで捕まえるこちらのパーツ。色を目立たせたかったのが、
アウトソールと色を合わることで底の方からぐるっと足を包んでいるように見せたかったからです。
  


そのアウトソール、青を選んだことでソリッドソールになるため、部屋で履いただけですがグリップはかなり良さそう。
前足部に少し覗くズームエアですが、今作で始めて導入された


Zoom turboというズームエアになります。
ズームエアはエアを薄くした形のためどちらかというとフラットな乗り心地ですが、Zoom turbo は分割したズームエアを繋ぎ合わせて丸みを帯びさせているので足に丸く沿うような踏み心地でした。

前足部にしかズームエアが入っていないので自然と爪先立ちのようにステップを細かく踏めそうな感覚になる、不思議な履き心地。

爪先の内側を補強しているのはカイリーの捻転するようなフットワークを考慮してでしようか…


アッパーはメッシュ素材…ですが熱圧着されていそうな素材でそんなに通気性が良い訳では無さそうです。


タン裏のパーソナルiDはデザインモチーフのHardwood classicsを。

  このフォント、味がありますね。

それにしてもこのモデル、先述のハエトリグサパーツが災いしてエラく履き口が狭いです。

グイッと力を入れてちゅぽんっと履かなければなりませんでした。(マネしちゃった…)

5作目になりますが、カイリーらしいモデルとして進化したような今作。早く体育館で試したいものです。
…寒いからまた来週かな…