スカートめくりする豚が木の葉を貪り、月の夜が泣く。

あー、空を飛びたいよー。

薬の袋をうまく開けられずだっこしたびしょぬれの犬を舐め回しながら私は果てたのでした。

まぁまぁ、そう堅い事おっしゃらずにそれからどうしたんだい?

空はこんなに黄金色なのだから私は帰る事にするよ。

ゲンゴロウはすーいすーいと泳いで艶やかだった。

するとそこへキーンとてんとう虫の様な雲が横切っていくではないか!

駄目だ!それでは!

彼女はパンツを干しながら枯れ葉を噛んだ。

洗濯バサミは今夜の煮物の具材だが、その他は得体の知れないモノばかり。

くーるくる。くーるくる。廻る風車。

けれども私は屈しない。

何故なら木陰ではくしょんしていると

坊やが近づいて隕石をみせたから。

そこまでで飛行機は行ってしまったのだ。