旅行のついでに海外の城攻めもしました。城といっても砦や要塞。例えば、万里の長城は敵の侵入を防ぐためのもので、低い所では高さが1メートル50センチくらいしかない。敵の騎馬がその高さを飛び越えられなければ侵入を防げるので、それで十分なんですよね。韓国の水原華城も軍事目的。城壁はそんなに高くないです。狭間が設けられているのは日本の城と同じです。

 フランスのシャンポール城は石作りで、外国映画に登場するような感じです。入城見学できますが、外国人観光客(私もそうですね)があちこちで写真撮影しているので邪魔しないように歩くのに神経使います。

 ドイツのノイシュバンシュタイン城はディズニーの城のモデルになったとか。バスで山道を延々と登ると木立の間から城が見え隠れするようになります。バスを降り、長い坂道を徒歩またはロバの馬車で城まで行きます。ここでまた観光客の長い列に並んで見学の順番待ちです。内部は城主がオペラ好きだったこともあり、オペラのストーリーを織物にして壁に飾ってあるのが目立ちました。

 上記の城はすべて世界遺産。イギリスのエジンバラ城は街全体が世界遺産に指定されています。

城攻めと言うより、世界遺産の旅の中に城が含まれていたというほうが正確ですね。

 でも、何といっても日本の城の方が城郭建築的に美しくて好きです。