黒田官兵衛孝高(如水)の遺言とも言うべき何条かの中に現代の政治家に聞かせたいものがあります。

 神の罰より主君の罰恐るべし。主君の罰より臣下百姓の罰恐るべし。その故は、神の罰は祈もまぬかるべし。主君の罰は詫言して謝すべし。ただ、臣下百姓にうとまれては、必ず国家を失う故、祈も詫言してもその罰まぬかれがたし。故に神の罰、主君の罰よりも、臣下万民の罰は最も恐るべし。総じて国を守護するは大事なりと思うべし。

 信長も秀吉も途中から狂気に近い状態になったけれど、如水は最後までしっかりと福岡52万石の祖として、長男・長政とともに領国経営にあたったカッコイイ戦国武将なんです。戦国大名の中で一番好きドキドキ。大好きラブラブ