上の写真。

清州城公園の信長さん。

 

上の写真。

駿府公園の家康さん。(岡崎城の家康像はデータ消失)

 

 昨日のTVで、愛知県の尾張と三河が取り上げられた。

その2日ほど前に「尾張と三河は仲が良くない」という話を聞いたばかりなので

興味津々でTVの前のロイヤルシートに。

 

 両地区に住む人々の相手地区への感想や、自分の地区の自慢、

グルメ、出身芸能人の想い出などで構成されていた。

 尾張在住の人々は名古屋市に住んでいなくても「名古屋」

を持ち出す。何故なら都会のイメージがあるからだという。

 三河のイメージは「田舎」だと両地区の人々はのたまう。

三河にはトヨタしかないとも。

 しかし、農業生産や工業生産高は三河が愛知県を支えているのは否めない。 

 

 中でも新幹線の「三河安城駅」の紹介では、

ナレーターのコメントは軽妙で面白く、

時々笑ってしまった。(失礼)

 

 その駅は「こだま」しか停車しない。降車する乗客は殆どいない。

もし、東京から三河安城に行くとしたら「のぞみ」に乗車して名古屋駅から

「こだま」に乗り換えて折り返してくるのが一番時間的に早いと、

飲食店で食事をしていた地元民が答えていた。

 

 「のぞみ」だと東京→名古屋は1時間半程度、「こだま」だと3時間程度。

東京→三河安城は2時間40分程度。名古屋駅で「のぞみ」から「こだま」に乗り換えて

三河安城に折り返した方が確かに時間的には早い。

まるでトラベルミステリーのアリバイ作りになりそうな・・・。

 

 「のぞみ」車内では「現在、三河安城駅を定刻通り通過しました。

あと8分で名古屋です」とアナウンスが入る。

三河安城は名古屋で降車する乗客のための道しるべなのか?

 

 なんだか三河安城を軽視したような話になっていたけれど、

「のぞみ」や「ひかり」が停車しない駅は東海道新幹線沿線では少ないから

興味本位なんでしょうね。

 

 しかし、戦国時代の魔女の興味は別の所にある。

そう、安祥城なんですよ。

 名古屋に向かう新幹線の進行方向右側に中学校が見える。

それが安祥城跡。

 岡崎城に移るまでの松平氏の本城で、ご存じ、織田方(織田信広)と

今川方(竹千代)の人質交換が行われた城。

家康ブームなのに竹千代君のことは取り上げられなかったね。

 下の写真は、JR静岡駅前の竹千代像。

 

 ま、「尾張と三河は仲が良くない」というテーマに基づいた番組だから

お城が出てこなくても仕方ないか。

 西尾の抹茶は出てきても「西尾城」は出てこなかったし・・・。

 

仲が良くなくても、尾張と三河の八丁味噌文化は同じだった。

 

 

久しぶりに味噌ソースがこってりかかった味噌カツ食べたい。

めでたし。