鶏ムネ肉って、そのまま料理するとパサついて美味しくないです。

豚肉が高くなってきていて、しかも高齢者になったら筋肉成分が多い鶏ムネ肉が良いということで、我が家は鶏肉の料理が増えました。

でも、ダンナちゃんは鶏肉のパサパサ感が苦手。

では、どうする?

 

 パサつきを防ぐ方法として友達に教わったのが、水、塩、砂糖を混ぜた保存水の中に浸すやり方。

 

 材料は肉200~250gに対して水100cc、塩3%(5ccの小さじ3分の2)、砂糖5%(15ccの大さじ2分の1)をビニール袋に入れて袋を振って混ぜます。

 その中に肉を入れて肉が浸かるようにして空気を抜き、袋の口を結びます。袋から水が滲出してくるので器の中に袋を入れて、薄切り肉なら半日、厚みのあるものなら1日冷蔵庫で寝かすと柔らかくなります。

 

 この方法だと鶏肉ばかりでなく、ブリのように焼くとパサつく魚にも使えます。冷蔵庫で4~5日保存できるので、途中でメニュー変更しても大丈夫。

 

 尚、調理用の小さじとか大さじとか面倒なので、私は100均で売られているような一般的なティースプーン(5cc)とカレーライス用スプーン(15cc)を利用しています。転勤族だったので無駄な物は持たず、利用できるもので代用する習慣が出来ています。これぞ、戦国時代の魔女マジック?

 

 さて、そうやって柔らかくなった鶏ムネ肉で、その日はシチューを作りました。

 前述のように、保存水に入れた肉は冷蔵庫で4~5日もつので、ヤンニョムチキンとか、サラダチキンとか、鳥ゴボウご飯とかに利用できます。