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同じフィリピンの同じセブなのにセブ島とバンタヤン島では生活する環境がまるで異なります。

セブ国際空港に到着してタクシーに乗って市内を走ってみれば分かりますが、市内を走っている交通手段で一番多いのは自動車、次にモーターバイク、その次に自転車の順番です。

セ ブシティの街を車で走れば、クラクションを鳴らして走る車の大渋滞に出会います。また、街を歩いたりバスに乗ったら、排気ガスをいっぱい吸います。ハンカ チで口を塞いで歩いている人も居ます。写真は、セブ島のダウンタウンにあるオスメニャサークル付近の光景ですが、ここにセブの美味しい風は吹いて来ませ ん。正面のロビンソンデパートや左側のラジャパークホテルに入った時にエアコンの快適さを感じるのみです。

こういう環境では、もしセブ島 に10年間住んで居てもセブの風の美味しさに気が付くことはありません。家では外から空気を入れないように窓を閉めて、部屋ではエアコンを点けて暮らすこ とになりますので、自然が私たちの命を直接癒してくれる力に気が付くことが難しいのですね。

こういう方々には、ぜひ一度バンタヤン島に来て見てください。バンタヤン島の玄関口のサンタフェ港に着いて見回したら、一番多いのは自転車を使った輪タク、次にモーターバイク、その次に自動車の順です。

バ ンタヤン島では、クリーンな人の力を使って輸送するエコな暮らしが主流なのです。もちろん自動車を輸送手段として使用していますが、この島で動いている自 動車の数が限られていますし、ビサヤ海から吹いて来た風がその排気ガスを反対側の海洋まで吹き飛ばしてくれるのです。

もし、バンタヤン島に来てもセブ島の風の本当の価値を分からないならば、あなたは不幸にも貧しい移住方法(人間や経済が貧しいのではありませんが)をされている様に思います。次回のブログで、バンタヤン島の交通事情をご覧に入れたいと思います…