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セブ島と言えば、クリーンなリゾート地だと言うイメージを持っていらっしゃる日本人がほとんどのようです。

しかし、現実のセブ島では、急激な都市化によって生活環境が汚染され、その汚染の実態が環境思想と技術の遅れ、資本とインフラの不足によって、ますます生活汚染が加速されていることに近年気が付きます。

写真は、セブ島のダウンタウン近くのオスメニャサークルの光景ですが、ここにはセブリゾートの風が吹いているでしょうか。南国特有の暑さに、ビルの各部屋からのエアコンの熱と車の廃棄ガスの熱が合わさって体に吹き付けて来ます。

それで今やセブ島では、よっぽど海岸沿いに行かないと、排気ガスなどに汚染されない自然の風に出会えなくなっています。しかし、そんなセブ島の海のそばに住んでいても、度々車に乗って交通渋滞する市内に出かけて行かないと日常生活が送れません。

セブ島では近年、都市化と工業化が急激に進み、生産・流通・消費の構造と文化が急激に変化し、石油エネルギーの消費が急増して、人口の急増と車社会の進展を生み出しています。

既 にセブ島は、かつてあったような南のリゾート地の姿は無くなってしまって、リゾートはイメージの中だけか、リゾート資本の作った高級な人工施設の中だけに なりました。そして、昔のクリーンなセブ島は二度と回復出来ないことを私たちはちゃんと見なければなりません。

あなたは、この状況の中でどういうセブを選びますか。どこでセブに出逢いますか。

そこで私は、美しいリゾート地としてバンタヤン島という選択をしました。人間が元気に生きていける環境とは、結局、植物や動物が元気に生きていける環境のことということに気が付いたからです。それは次のブログで…