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『ゴミの島』セブ島?という言葉にどうしても違和感を感じてしまいます。日本人なら誰でもセブ島は美しい南国の楽園で『夢の島』というイメージを持っているからです。

そ れは、いまセブ島に移住して暮らして日本人も、そういうイメージなのかも知れません。人間は、一度ある物にイメージを抱くと、今度はそのイメージに縛られてその物を判断してしまう様で す。

確 かに今から30年前には、そのイメージ通りのセブ島は現実にありましたが、それからセブ島の環境は驚くほど変化しました。そして、今ではセブ島はかつての 美しい楽園ではなくなってしまって、写真のように『ゴミの島』になってしまいました。貴方の隣がこういうゴミの山だったらどう思いますか。

いえ自分が泊まったり住んでいるホテルや別荘地はきれいだとおっしゃるのは、それはホテル代や管理費として、貴方が清掃費用を負担しているからです。この事実を疑う方は、その施設を一歩出て、セブ島の表通りから住宅地に入ってみたら分かるでしょう。

この現実に目をつぶって、幻想の楽園のイメージの中に生きることもまったく貴方の自由です。

しかし、私は、ゴミと排気ガスのセブ島には住みたくなくて、セブ島がかつてそうであったような本当の楽園に住みたくて、そんな所を探しました。そして、やっと見つけたのがセブの離島のバンタヤン島です。

こ のバンタヤン島は、セブの近くにあっても観光化されずに残った奇跡の島です。自然環境だけならばセブ地域には他にもまだ美しい島はたくさんあります。しか し、多すぎず少なすぎない適性規模の人口があって、人間社会と調和した美しい島となると滅多にありません。

バンタヤン島はその貴重な理想の島なのです。どうして理想の島なのかは次回のブログで......