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写真は、セブシティに在る、地球クラブの奨学生が借りている下宿アパートに供給されている水道管の光景です。

こ の下宿アパートには8部屋15人が住んでいますが、供給される水道はこの細い水道管一本だけです。そして、その水道も昨日書いたブログのとおり、午前中は 渇水して使用できません。それで、午前中はトイレもガマンしなければならないし、朝のシャワーを浴びることも洗濯も出来ません。このところセブ島は毎日う だる様な暑さなのですのに。

セブ島に住むフィリピン人には満足な生活ができないで喘いでいるのに、そんなセブ島に満足なリゾートなどが有るのでしょうか。外国人だけが独占できるリゾートならば、そんなものはリゾートと言えるのでしょうか。

そ んなセブ島で日本人にセブリゾートを煽っているのは観光ビジネスだけです。それで、セブ島にやって来た観光客は、観光施設と観光バスの中に囲い込まれて、 外の貧しい住宅街に住む住民とは接触しないまま通り過ぎるだけなのです。そして、この貧しい住民たちに観光客のお金が落ちることはありません。

日 本人も、いい加減もうこんなリゾートは止めにした方が良いのでは無いでしょうか。その地に住んでいる住民が得られないのに、外国人観光客だけが味わうこと が出来るリゾートがあるなんておかしいと思いませんか。リゾートと言うものは、外国人の観光客と観光施設だけに有るものなのでしょうか。

このことに矛盾を感じた方は、是非バンタヤン島にお出で下さい。

バンタヤン島では、島に住んでいる住民たちも、日本人も、全く同じ自然環境で、同じリゾートを共有出来るのです。現地に住んでいるフィリピン人が大変心地良いリゾートを、観光に来た日本人も同じく心地良く味わえるのです。

これこそ本当のリゾートなのでは無いでしょうか。リゾートに国籍が関係するはずが有りません。地球は誰に対しても平等にしかも全くただで惜しみなく与えてくれるのです。