この「新しい理想郷プラン」も前回の楽園論で最終章になりますが、今回は補論⑴として人間回帰の方法論をお話ししま す。

前回私は、「楽園論」でこれまでの通説を覆して、人間観のコペルニクス的転回を行ないました。

しかし、人間観の変革のための方法論が抜けていましたので、今回はそれをお話しします。

楽園Jトピアでは、来園した人に対して商品の否定の修行、即ちヒト、モノ、カネを否定して人間に永劫回帰する修行を行なって頂きます。

まず、楽園を訪れたビジターには楽園の中には売るモノも買うモノも無いことを意識改革して頂きます。

その上で、次の三つの修行を実践します。

⒈ボランティアする~ヒトを介さないで自分で直接行なう
⒉遊びを創造しあう~モノを介さないで製品を消費しない
⒊困った人を助ける~カネを介さないで人間と直接関わる

教 育の目的は人間づくりです。そのための方法論は知識でなくて実践です。知識で人間はつくれません。人と人の間を実践する人間修行でつくります。人間が幸せ な社会を作るために人間教育があります。現代の学校教育は完全に基本を失っています。Jトピアでは、日本で失われた人間教育を復活させて人間づくりの実践 修行から始めます。