あさの@しょーいち堂オフィシャルブログ -6ページ目

ショートプレイバトル2012


もう幾つ寝ると、

ショートプレイバトル2012だ。



今回は5劇団あるのだが、

ちょっとヤバい空気がプンプンしている。



昨年4劇団でアップアップだった事を忘れて引き受けてしまったもんだから、

1劇団増えてすでにオーバーヒートしている。



生徒にすれば自分達対一人の先生だから当たり前の様に質問して来るのだが、

正直何の話をしてるのかチンプンカンプンの時がある。



ましてや個人の役作りの話などされた日にゃあ、

この人はどちらさんの話をされているのですか状態である。



時間がないとは言え、

どないかなるだろうと高を括っていた私がバカだった。



でも泣き言は言ってられない。



時間との勝負で指導にも相当熱がこもる。

ちんたらやってらんないのだ。



言葉遣いもかなり適当になってきた。



「ボケッとしたらあかんだで!」


「集中してにゃ!」



めっちゃ怖い顔でおちゃめな言葉遣いをする僕を見てよく笑わないものだ。

そこは生徒に感心する。



胃が痛すぎてゲップばっかり出る気がするけど、

何とか形にしてやるぜ。



見てろよこんにゃろー。



お帰りなさい

お盆になると我が家では必ずご詠歌をあげてお勤めをする。




物心ついた時からの風習だ。




西国三十三ヶ所のご詠歌。




五、七、五、七、七のご詠歌。




幼い頃から耳が記憶してきたこの歌を、




今年も歌う。




いや、




久し振りかもしれない。




芝居の稽古や本番が重なるとお勤めはしていなかった。




何より大切な本番の為にそっちのけでいた。




でもいつも心のどこかで気になっていた。




引っ掛かっていた。









うちの町内では昔から盆踊りがあって、




親父から引き継いだ太鼓を叩くのも毎年恒例の行事だった。




こちらも同じく、




芝居が重なると行けていない。




年に一度、




幼なじみと会える機会なのだが、




ここの所なかなか会えていない。









母は、




「お母さんがお勤めしとくからええよ」




と気遣ってくれる。




15の時に親父が他界して以来、




やっぱりお盆は一日くらいお勤めしなくては気が気でならない。




それがいつぶりだろう?




昨日も今日もお勤めした。




なんだかとてもホッとする。




心が安らぐ。




親父にじいちゃんやばあちゃんは何を思っているのだろう。




残念ながら母と二人っきりのご詠歌。




でもね、




いつか必ず賑やかなご詠歌をあげるからね。




心配しなさんなご先祖様。




俺はね、




強運を持った男なんす。




その辺の奴等と一緒にせんといて。




その証拠に毎日辛気くさい顔してないから!




御陰様で元気にやってますから!!!!




なにはともあれお帰りなさい。

頑張れ!

今日は昔の教え子が舞台に出ているからと言う事で芸術創造館へ赴いた。

久し振りに見た教え子はなんだか一回り小さくなったような気がしたが、

こんなもんやったかなぁ~と懐かしく観ていた。




東京行って色々経験したんだろう。




色んな苦労があるんだろう。




めげずに東京で頑張っている所が素晴らしい。




凱旋公演と言う程大きな役は貰ってなかったけれど、

一生懸命頑張っていた。




ひいき目に観てしまうのか、

他の人に比べて台詞がひとつひとつハッキリ聴こえた。

勿論まだまだだけど。




ダメだしなんてする程無粋でもないんで、

すぐに劇場を後にしたが、

なんとなく面会しなかった事が気になってメールを送った。




「よく頑張ってたね。皆さんに可愛がってもらいなさいね。夜の公演も頑張れ!」




暫くしてお礼の返信が来て、

ダメ出しをくださいと書いてあったがしていない。

僕は授業で全て言ってるから。

今日の舞台でも同じ事がやっぱり言えるのです。

どうか僕が全身全霊で伝えたあの内容を必死に思い出して欲しい。

そうすれば君はまだ伸びて行く筈だ。




遠い地で頑張っている僕の愛する教え子達、

頑張れ、

頑張れ。

まだまだ、

もっともっとやれる筈だ!

応援してるぜ!!