サックス奏者、
Casey Benjaminの訃報が届いた・・・。
去年9月に
パリのJazz Club、
New Morningで会ったばかり。
Kyoto Jazz Massiveの
海外ライブで
演奏を担当してくれている
Echoes Of A New Dawn Orchestraの
マネージャー、
Etienne Dupuyが
New Morningの
ブッキングも担当してるんです。
だから
パリでフェスがあって
リハでNew Morningを使った時に
ポスターで
Benjaminが演奏するのを
知った僕に
「彼が着いたら伝えるね」
と
Etienneが言ってくれていて、
当日、
Caseyを驚かそうと
画策していたのに、
New Morningの建物の中にある
事務所から出た途端に
Benjaminに先に
僕が発見されてしまった(苦笑)。
「まさかシュウヤに
パリで会えるとは!」
って喜んでくれたたなぁ。
僕とBenjaminの付き合いは
2006年に遡る。
僕の初のソロ・アルバム、
『United Legends』は、
10人のボーカリストに
僕が10曲のメロディーを投げ、
10人のプロデューサーが
トラックを完成させるという
早過ぎた
アウト・ソーシング作品。
その中に
「Summer Love」
という曲が収録されていて、
NYのHeavyというグループの
Nicky Guilandという女性ボーカリストを
起用したんですが、
その時の窓口になってくれたのが
同じHeavyのメンバー、
Caseyだったんです。
時は流れ、
僕がライナー・ノートを書いた
Robert Glasper Experimentの
来日時に
Caseyと日本で再会!
以降、
Glasperと一緒に彼が
来日する度に会ってたかな?
Q-Tipが来日した時も
サポートでサックス吹いてたな。
招待してくれたけど
ゲスト・リストに
名前が載ってなくて
お金払って
ベイホールに入った苦い記憶も。
僕がかつてやっていた
InterFMの番組、
JAZZ Ain't Jazzの
年間アワードでは
Robert Glasper Experimentの
「Day to day」が
リスナーの投票で選ばれたので
作曲者のCaseyに
トロフィーを渡した事も。
45歳!
若い、若過ぎる・・・。
一緒に曲作ろ!
って伝える事も出来ない内に
彼はこの世を去ってしまった。
Casey!
Thank you for your friendship.
I never forget about you.
Rest in peace.