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こんにちは!

今日は英語ネタです。
興味のある方のみどうぞ。

昨年11月、英検準1級に合格しました。
英検2級を取ってから20年以上経っています。
準1級の勉強をしようと思い、夏から単語帳を覚え初め、過去問で対策しました。
筆記試験後に面接対策開始。

面接の再現は、公式サイトや予想問題集に詳しく載っています。
が、実際の面接がどんなだったかというのは、受験する方は気になると思いますので、紹介したいと思います(記憶の範囲なので、内容、文法等が間違っているかもしれません)。


面接再現(日本語です)

準1級受験者は15人程度、遅れてきた人を含めても20人いかないくらい。
B日程のため、30代から50代が多い。

待合室で1時間位待ってから面接教室前に移動、
そこでも順番が来るまで廊下で20分くらい待つ。

準1級は2つの教室に分かれてました。
移動時にドアのガラス部分から試験官が見えたのですが、一人は多分日本人(男性)、もう一人は外国人(男性)でした。私は外国人の教室前で待つよう指示されたのでラッキーでした。何となく日本人同士で英語を話すのは恥ずかしいので。

私の前の人(20代?男性)はすごく緊張しているようで、待っている間中ずっと手が震えていました。
面接時間は約8分なのですが、この男性は13分かかっていました。優しそうな試験官だったので、無言になってしまって時間オーバーしても切り上げずに、待ってあげたのかも。

そして、私の順番
ノックして入室、Hello!と挨拶、受験者カードを渡す、着席

試験官は、多分アメリカ人かカナダ人、30代から40代の男性。
優しそうなのだが、声がとても小さい。
聞き取れるかどうか不安になる。

名前を聞かれた後、「How are you?」
私「良いです。でも、テストなのでちょっと緊張しています。」

試験官 そうだねという感じで、にこやかにうなずき、「自己紹介して下さい。」
私 「私は小さな自営の事務所を経営しています。私の仕事は日本語で司法書士と言います。司法書士とは、弁護士の一種のようなもので、イギリスの事務弁護士に似ています。仕事の一部は、法律書類を作成し、地方裁判所や家庭裁判所、不動産を扱う法務局に提出することです。」
(司法書士の仕事が理解してもらい易いように、簡潔に裁判書類作成、登記所への書類の提出に絞って説明してみた。)

試験官は、何度もうなずきながら聞いていた。
試験官 「興味深い、忙しいでしょう」
私 「それほどでも。私の事務所はあまり大きくないし」
とここでも、にこっと笑ってくれた。

試験官 「これは準1級のテストで宜しいですね?」
私 「はい」

4コマ漫画のイラストの描かれたカードを受け取る。
準備時間1分でイラストの説明をするナレーションを考える。

1コマ目 市役所職員の女性が市長にグラフを示す。グラフはクリーンエネルギーの需要が年々高まっているという内容。市長がクリーンエネルギーを導入しようと言う。
2コマ目 市長らが会議で話し合って、風力発電施設を作ることを決定
3コマ目 風力発電施設の建設中、市長が建設現場を視察、市長はスケジュールと書かれた紙を手にしている。作業員から説明を受ける
4コマ目 数年後、風力発電所に市長が立っている。市役所職員が市長に維持費が高すぎると報告、市長の顔が困惑
という内容。ここで風力発電を英語で何て言うのかが分からず、戸惑う。ナレーションを組み立てる前に、風力発電を「風によって電気を生み出す」みたいに言おうなどと考えている内に1分経ってしまった。

試験官 「ナレーションを始めて下さい。2分以内です。」

私 「ある日、市長は市役所にいました。一人の市役所職員が市長にグラフを見せました。そのグラフは、「クリーンエネルギーの需要が年々高まっている」と示していました。市長は、その市役所職員に「クリーンエネルギーを導入しよう」と言いました。
 市長と市役所職員達は会議をしていました。市長は風によって電力を生産しようと提案しました(風力発電の言い方が分からずこのように表現、後で調べたら”wind power generation”等と言うようです、あまりずれてなくて良かった)。市役所職員達は市長の提案に同意しました。
 クリーンエネルギー施設の建設が始まりました。市長は建設現場を見ていました。作業員が市長に何かを言っていました。市長は手にスケジュールを持っていました。(もうちょっと話を膨らませて説明を増やした方が良かったかも)
 数年後、クリーンエネルギー施設は完成しました。市役所職員が市長に維持費が高すぎると言いました。市長は困惑しているように見えました。」
(3コマ目同様もうちょっと膨らませても良かったかも)
(ゆっくりはっきり言ったが、結構早めに終わったと思う。言い終わって「終わりです」と言った。)

(ここからQ&A)
試験官 「では、質問をします。
No.1 4コマ目を見て下さい。もしあなたが市長だったら、どう考えていますか。」
(質問はかなりゆっくり言ってくれますので、聞き取りやすいです。)

私 「お金はかかるが、続けていこうと思う。コストカットする別の方法を見つけよう。」
(えっ? 完成してるから今更変更することもできないし、どうしたらと思いながら、強引に言ってみた。もう少し長く話した方が良かった?)
試験官は、意外な回答だったのか、ちょっと驚いた表情だったが、うなずきながら採点を記入

試験官 「No.2 会社は資源を節約すべき(減らすべき)だと思いますか。」
私 「はい。環境に配慮して減らすべきです。会社は利益を生み出すことも重要ですが、多くの人は企業が環境を守ることを期待しています。環境に優しい仕事をして、エネルギー、例えば電力やガソリンなど、の消費を減らすべきです。」
(言い直したりしたが、こんな感じで回答。もっと具体例を出したらもっと良かった?)

試験官 「No.3 最近の若者は政治問題に関心を持っていると思いますか。」
私 「いいえ。一部の人は関心がありますが、多くの人は関心がありません。多分自分たちの生活に満足しているからでしょう。若者の投票率は低いです。」
(似たような問題が予想問題にあったので答えやすかった。)

試験官 「No.4 公共サービスのために政府が税金を上げることについてどう思いますか。」
私 「はい、いい考えだと思います。日本は高齢化が急速に進んでいて、病院や医療スタッフが不足しています。病院を建てて、医者や看護師の報酬に充てるべきです。」
(少子化だから保育園を作るべきにした方が良かった?これも似たようなのが過去問にあった。)

試験官 「これで終わりです。退出して良いです。」
私 「大変ありがとうございました。さようなら。」
試験官 「またお会いしましょう。良い一日を。」

以上で大体8分くらい。
前の人が13分かかっていたのに比べて、早かったので不安になる。
緊張してQ&A部分が早口になってしまったかもと反省。

最後にSee youといわれて、「またね」と言う意味?と言うことは不合格?と不安になったが、調べてみるとGood bye(さようなら)は否定的なニュアンスを含むこともあるので、See youの方が一般的だそうです。日本語でも「さようなら」はもう会わないと言う否定的な意味があるのと同じだとか。

終わった直後の感想
とりあえず、聞き取れなかった質問もなかったし、空白時間を作らず、すらすら言えたので、良かった。これは合格でしょう。

しばらくしてからの感想
時間が経つと、ナレーションはもっと膨らませても良かった等と考えてしまい、だんだん不安になる。質問の答えも、ややずれてたかもしれないし、抽象的すぎたかも、もっと具体例をあげるべきだったかも等と考え不安になる。

結果
無事合格。予想していたよりも高得点(38点満点で33点でした、22点以上で合格)で練習した甲斐がありました。
面接は、英会話と言うよりもスピーチなので、事前の練習で慣れること大事です。
過去問や予想問題集をやると似たようなパターンが多いことが分かるので、使えそうな表現を覚えておくと、だんだんすらすら言えるようになります。
後は、自信がなくても堂々と、空白時間を作らずしゃべり続けることが大事だと思います。


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