RoyalBlueに染まるとき -3ページ目

RoyalBlueに染まるとき

Kansas City Royalsとその傘下チームのことを中心にMLB、MiLBについて書いていきます。

ブログ移転しました

こんばんは。

トレードデッドラインがもうすぐそこに迫り、連日大型トレードが行われています。

そんな中、ロイヤルズのDayton Moore GMも大トレードを敢行し、今年のロイヤルズの穴である"エース"と"二塁手(外野手)"を補強することに成功しました!


その選手が、Johnny Cueto選手と、Ben Zobrist選手です!!


二人とも言わずと知れた名選手ですね。


では、まずCuetoのトレードから見ていきます。
(左側がロイヤルズ獲得選手、右側がロイヤルズ放出選手です)

Johnny Cueto(RHP) ⇔ Brandon Finnegan(LHP) + John Lamb(LHP) + Cody Reed(LHP)

このようなトレードでした。

ロイヤルズが放出したのは全員左腕プロスペクトです。

Cuetoを取るためにはかなりの出血が必要だと覚悟はしていました。
そこでトッププロスペクトではありますが、メジャーではリリーフが飽和していて、マイナーでも先発転向が上手くいっていないFinneganをメインパッケージでエースを獲得できたのは大きいのではないでしょうか。

このトレードに関しては書きたいことが沢山あるので、また別でブログ書きたいと思います。 →こちら


次はZobristのトレードを見ましょう。

Ben Zobrist(UT) ⇔ Sean Manaea(LHP) + Aaron Brooks(RHP)

今年のロイヤルズの穴であった二塁手(大不振のOmar Infante)と、外野手(不振のAlex Rios、怪我で9月まで離脱のAlex Gordon)を補強することが出来ました。

内外野ほぼ全ポジションを守れるZobristの加入は非常に大きく、当面はGordonが怪我で離脱している外野を守るようです。

しかしGordonが戻ってきた後、ZobristとRiosとInfanteをどういう風に起用するのか、Yost監督の手腕が問われるところではないでしょうか。

また、Sean Manaeaを放出してしまってよかったのか、という議論もあります。

いくら怪我が多いとはいえ、ポテンシャルはエース級ですし、少し痛い放出になったと思いますが、ここまできたら出し惜しみをしてるアレもないので、全力に勝ちにいくというフロントの姿勢も見えたので良いのではないかと思っています。


それでも、Zimmer, Mondesi, Almonte, Dozierらを放出せずにこの二人を補強出来たと考えるとさすがDayton Moore GMと言ってもいいのではないでしょうか。

特に、不足している野手プロスペクトを放出せずに補強できたのはかなり大きいと思います。


今年のロイヤルズはここまでアメリカン・リーグで最高勝率を記録し、最高のシーズンを送っています。

今年は去年達成することのできなかった、"30年ぶりの地区優勝&ワールドチャンピオン"という目標を実現するために本気を出してきました。

あくまでも噂の段階ではありますが、Martin Prado(MIA)を狙っているという話もあり、プロスペクトを総動員してでも世界一奪取へ本気のようです。


今年こそは絶対に世界一に!!!


Let's Go Royals!!



ブログ移転しました

今日(現地時間7/28)のArkansas Travelersとの試合で傘下AAのプロスペクト、Bubba Starlingがサイクルヒットを達成しました!
Starlingは6番ライトでスタメン出場。
初回の第一打席こそ一死二塁のチャンスでファーストゴロだったものの、三回の第二打席は二死一三塁のチャンスで、敵先発右腕Michael Bradyから左中間へスリーランホームラン
続く五回の第三打席では二死走者なしからレフトへツーベース、七回の第四打席では先頭打者としてレフトへのスリーベースヒットを放ちました。
そしてサイクルヒットまで残すはシングルヒット一本となった九回の第五打席で、レフト前にシングルヒットを放ち見事サイクルヒット達成となりました。
チームは10-4で勝っています。
ドラフト指名時はアメフトとの二刀流や史上最高額の契約金などで騒がれたものの、プロ入り後はパッとせず、あれよあれよと言う間にプロスペクトランキングの全体Top100から姿を消したStarlingですが、今季はドラフト前の期待に応えるような活躍を見せています。
天性のアスリート型で、ファイブツールプレイヤーの金の卵の本当の力はまだまだこんなものではないはず。

Cuetoとのトレードではメインの選手となるはずだったのに、メディカルチェックを通過できずトレードされなかった彼。
ロイヤルズ傘下のプロスペクトとして、またカンザスシティ・ロイヤルズの選手として、そしてメジャーリーグを代表する選手として、この先大活躍してくれることを願うばかりです。
ブログ移転しました

さて、MLB, AAA, AA, A+, Aと全ての階級のオールスターゲームも終わり、後半戦がスタートし始めています。

そこで今シーズン前半戦のロイヤルズ傘下チームのベストナインを考えてみました。



<ロイヤルズ傘下前半戦ベストナイン>

P:John Lamb(AAA)

C:Zane Evans(A+,AA)

1B:Ryan O'Hearn(A)

2B:Corey Toups(A)

3B:Cheslor Cuthbert(AAA)

SS:Dusty Coleman(AA,AAA,MLB)

OF:Jose Martinez(Rk,AAA)

OF:Jorge Bonifacio(AA)

OF:Brett Eibner(AAA)

DH:Balbino Fuenmayor(AA,AAA)


~次点~

P:Cody Reed(A+,AA)
C:Chad Johnson(A)
1B:Joshua Banuelos(Rk)
2B:Whit Merrifield(AAA)
3B:Alex Liddi(AA)
SS:Raul Mondesi(AA)
OF:Elier Hernandez(A)
OF:Alfredo Escalera-Maldonado(A)
OF:Reymond Fuentes(AAA)
DH:Casey Kotchman(AAA)


~考察~

今シーズン前半戦の成績だけで判断しました。

打撃成績に重点を置いています。

こうしてポジション別に傘下選手を見ると、遊撃手がイマイチ全体的に打ててないことがわかります。

Mondesiも次点に入れるには厳しい成績ですが、他のショート(CalixteやArteagaら)の成績がイマイチ良くないのでプロスペクトとしても評価されており、守備走塁が上手な彼を次点としました。

ショートのベストナインに選んだColemanは今オフに移籍してきてアピールを続け、7/3にはメジャーデビューを果たしました。

前回の記事であるプロスペクトランキングもそうですが、こういうランキング付けのようなものをするとどうしても好きな選手が優先されてしまいますね。

そのあたりはご容赦を。

時間とやる気があればポジション別に考察を追記なり別記事なりで書こうと思いますが、おそらくやる気が出ることはないので、ないと思ってください(笑)


では、この辺で_φ(・_・

ブログ移転しました