どうして学校に遅刻してはいけないの? | 1週間で勝手に勉強する子供に変わる、親勉!

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東京で全国から参加されるお母さん方に
『1週間で勝手に勉強する子供に変わる、楽しい家庭学習 親勉』を
お伝えしています。

1週間で勝手に勉強する子供に変わる

楽しい家庭学習法 母勉!

母勉アカデミー主宰

小室 尚子です。


「どうして、学校に

遅刻してはいけないの?」

と質問してくれた君へ。


とても素敵な質問をありがとう。


そう考える君は

とても頭の良い子供だね。


この質問を、よく考えてくれました。


どんなことでも疑問を持つことから、

勉強は始まります。

これもとても大切な勉強の一つだよ。



「なぜ、学校に遅刻しては

いけないの?」と


「なぜ、学校に行かなければ
いけないの?」と


「なぜ、勉強しなくては

いけないの?」の質問の答えは、

実は全て同じことなんだ。


君たちは、「自分にあった

生き方をさがすため」


それから

「人に信用してもらう

練習をするため」


学校に行ったり

勉強したりしているんだよ。



君は今、どんなことに

興味があるかな?


その興味があることを

将来仕事にしてみたい、

と思ったことはない?


まずは「こんなことやってみたい」

というワクワクした気持ちを

持つことが大事。


次に考えるべきことは、

周りのとの約束が守れるかどうか。


「なぜ、自分がやりたいことだけ

じゃダメなの?」と言うと

仕事は一人で出来ないから。



例えば、君がパティシエに

なりたかったとしよう。

君がどんなにおいしいケーキが

作れたとしても、

お客さんがいなければ

仕事にならないよね。


それから、ケーキを作るには

小麦粉や砂糖や卵やクリームも必要。


だからそれを売ってくれる

業者さん(お店やさん)も必要。


お店を始めるには、大工さんや

看板屋さんやペンキ屋さんも必要。


ねっ、何か仕事をするときは

一人では絶対に出来ないものなんだよ。



頼んだ小麦粉や砂糖が来なかったら・・

大工さんや看板屋さんが、

オープンまでお店をつくって

くれなかっったら・・


君はケーキ屋さんになれるかな?


無理だよね。

だから、仕事をする上で

約束を守ることは、

とても大事なことなんだ。



もちろん君も、お客さんとの

約束は守らなければならない。


いつやっているか分からない

ケーキ屋さんなんて嫌だし、

誕生日ケーキが時間どおりに

出来ないもの、困ってしまうよね。



実は、

人から信用してもらうには、

約束を守り続けるしか

方法がないんだ。


だから今、もし君がいつも学校に

遅刻したり宿題を出さない子供で、

それを、ずっとずっと続けて大人に

なってしまったら、いくら

おいしいケーキを作れる

パティシエになっても、

お客さんは来ないはず。


信用されるのは、簡単なことじゃない。


そうなるには、子供のころから

約束を守り続け、一個一個

積み木を積むように信用を重ねて、

大人になるしか方法はないんだよ。



ちょっと難しい仕事の話をしたけど、

最後にもう一つ大事なことを。


君のお父さんやお母さんは、

実は明日死んじゃうかもしれない。


これは、君だけのことではなくて、

全ての子供に言えること。


そんなことになったら、困るよね。


だけど、そんな日は必ず来る。


そうなったときに大切なのは、

やっぱり「仕事」と

「信用されること」なんだ。



仕事は、お金を稼げます。

お父さんお母さんがいなくなる

ということは、お金を稼ぐ人が

いなくなる、ということ。


だから、お父さんお母さんが

死んでしまう前に、君はお金を

稼ぐ方法を知っておく必要があるんだ。



生きていくとは仕事をすること、

仕事をするとは生きていくこと、

同じことになるんだよ。



それから、お父さんやお母さんのように

君のことを大事に思ってくれる人も必要。


それには、まずは君が信用される人間に

ならないとね。



好きなこと、興味のあることを

やれる大人になりたいなら、

今の君を信用してもらえる材料を、

出来るだけたくさん持つこと。


信用って、「時間を守る」ことから

始まるんだよ。



どう? 遅刻しないで学校に行き、

宿題をちゃんと期限までに出せるかな?


そのコツコツやった時間が、

君という人間を創っていくんだ。


だから、今頑張るのは

未来の自分を

創っていくのと同じことなんだ。


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記事作成:母勉アカデミー事務局