不織布バック印刷 | シルクスクリーン一筋38年の職人ブログ-寺田スクリーン

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シルクスクリーン一筋38年の職人です。
(有)寺田スクリーンで38年間シルク一筋で頑張っています。日々の印刷風景や印刷物を写真でアップしていきます。
よろしくお願いします。

不織布バックへの印刷加工に入りました。

ローコストタイプの不織布バックで、

縫製加工ではなく、ウェルダー加工で制作されているため

生産を自動化してローコスト対応ができるタイプです。

パンフレットや資料を入れるバックとして重宝されます。

紺色のバックへ白印刷をかけるのですが、

真っ白く印刷するのに気を使いますし、

細かな文字が不織布の目に入ってしまうため、

潰れやかすれ等が発生しやすく難しい商品でした。

ロット数も多くて3日間掛けてのロングランになっています。

2液の硬化タイプのインキになりますので、

版上で2時間程度の使用タイムとなります。

印刷を2時間掛けて、版の洗浄とインキの調合を3セット、

版の洗浄に30分以上掛かってしまいますので

予想以上に数量が上がらず難儀しています。

明日で仕上がってくれるように午前中からエンジン全開で

頑張らねばなりません。