麻袋の印刷は春から初夏に集中します | シルクスクリーン一筋38年の職人ブログ-寺田スクリーン

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シルクスクリーン一筋38年の職人です。
(有)寺田スクリーンで38年間シルク一筋で頑張っています。日々の印刷風景や印刷物を写真でアップしていきます。
よろしくお願いします。

麻袋の印刷は春に多くの依頼があります。

 

定番の麻袋印刷を毎年依頼されているのですが、

その麻袋は植物の種と土を入れてそのまま商品化されます。

 

 

そのような商品ですので、春に植えるために印刷の仕事の注文が入ります。

2月頃から打合せがあり3月と4月で印刷注文が入ります。

 

勢いのある頃は全国チェーンのお店にも並んでいたことがあり、

全盛時は何千枚もの注文に追われたこともありました。

現在は落ち着いていて注文は数百枚程度の依頼となっています。

 

そんな麻袋に新規の依頼が入りました。

麻袋も小物を入れる小さな巾着タイプの物でした。

持込の麻袋で加工処理がしてある綺麗な麻袋でした。

 

いつもの麻袋は土へ埋めて植物を育てるための物ですので、

天然の麻の袋でなくてはならず、製造はバングラデッシュ!

規格があってないような、形状がめちゃくちゃなサイズの麻袋で、

麻の繊維がホコリのように舞ってしまう商品です。

 

今回の小さな麻袋は加工してある麻袋で繊維のホコリは無く、

サイズも規格品らしい揃っている商品でした。

<中国製のようです>

 

麻の繊維のホコリが舞うため、印刷機械のあるメインの仕事場では印刷しません。

別室の小さな印刷部屋で印刷しています。

 

小さな袋のため印刷には手間暇が掛かり、やり難い状態での印刷になりましたが、

いつものように下敷きを入れながら印刷加工をして、下敷きを外してラックへ乾燥。

 

最初は調子が出ませんでしたが、

途中からは問題なく印刷加工を進めることができました。

今週後半には発送が出来そうです。

 

納期に十分間に合わせることができて一安心♪よかったです♪

 

麻袋の印刷承ります!

弊社では麻袋の用意ができないため、持込のみの対応となっています。

必要数量とスペアーを一緒にお送りください。

多少の印刷ミス、麻袋の不良品も出ますのでスペアが必要になります。

 

お問い合わせ、お待ちしております。

<寺田スクリーンの寺田信哉です。>