去年の11月ごろから、日曜日に限って両親に連絡を入れている。

思えば両親も80歳をとうに超え、身体的には大分弱って来ているのではないかと思う。

声を聴く限りでは「精神的」に参っているような気配は微塵の欠片も見当たらないが(笑)

 

いわゆる世間でいう「80・50問題」が我が家族では渦中である。

いつ何時、何が両親に起きるかわからないこの時代。

加えて新型コロナウイルスの蔓延も心配の大きな要因であるし。

更に言うと、北海道辺りは寒さも厳しくなり大雪(ドカ雪)もある。例年以上の降雪があるようなのでそれも心配。

 

かといって、簡単に帰国(?)するわけにもいかず。

もし、今実家に帰ろうものならば、近所の方々に白い目で見られること必須な状態。

そんな針の筵になるようなところに好んで帰ろうとも思っていない。

 

ともかくしばし様子見。

もし本当に何かあったら速攻札幌に戻らざるを得ないが。

そのためのチョイチョイ探りを入れるために「電話連絡」

他愛ないことを1時間ほど喋るだけで、安心してくれる。特に母親。

オヤジも遠出ができないことで多少のストレスを抱えているようだが。

オヤジはインナータイプで、本読んで植物いじっていれば憂さも晴らせようが。

お袋は社交的なキャラなので、知人友人に会えないことが相当な欲求不満になっているみたいな気がする。

それも仕方ない。

今、コロナに罹患されてはこちらも困ってしまう。

 

どちらにせよ、現在ではほとんど家に籠っていること「それ自体」が精神的な疲れを醸し出していることだけは確かだ。

何とかしてあげたいが、こればかりはリモートで動かすという事もできないであろう。

 

近ければちょくちょく顔を見せに行くことも可能だが。

何せ札幌と東京。

往復5万円かけての移動は年1回行ければいい方だ。

そんなに稼いでもいないし(ソコダモンダイハ

 

電話で話すことで少しは気が紛れていることだと思っている。

でもま、口に出てくるのは「コロナはいつまで続くのかねぇ」「まだ雪が少ないからいいけどね」「雪かきはツライわ」「お父さんなんかなんもすることなくて家でゴロゴロだ」等々。

愚痴のオンパレード。

長男坊の私としてはそれをただ黙って聞くだけ。

聞いてあげることも大事だし。

 

あとね

耳が遠くなっているのと…

老人特有の「同じこと何回も繰り返し話す」のは相変わらず健在でして…

それでも、自分の意志で体を動かせることができるのは幸甚です。