人間、年を取るとこうも作業のやり方が粗悪になるものかと実感した一日でした。
おわり
つうわけにもいかない。
一人だけ、ポリッシャーを回せる人がいて、その人が今回のリーダー。
しかも作業内容を熟知している。
だから他の作業員にあれこれ指示を出さねばならないし、作業の進捗度合いを確認しなければならない。
うむ、そこはわかる。
結構広めの床を剥離してワックス仕上しなければならないこと。それもわかりきったこと。
更にそれら一連の作業を午後5時までには終わらせなければならないこと。当然である。
さてそんな「絶対一人では終わらないことを皆で共同して終わらせよう!OH!」てな掛け声を上げたくなるような、作業ボリュームマックスな現場。
前日から乗り込んでいた彼の元には、本日6人でケリをつけるという。
6人!
だから作業者に対する采配がどうしても必要で。
それを彼が行うと・・・。
私は一抹の不安。
それが的中したのが午前の部終了時。
あまり詳しく書くと(本人がコレ読んでいるかもしれないので)ブチ切れて文句タレ蔵になりかねないので、ここでお茶を濁しておきますがw
午後の部再開時。
もやもやとした不安・不満・不穏を感じた私。
もうちょっとスピード上げないと、下手したら午後6時半になっても終わってなさそう・・・。
私は作業自体のボリューム見合いで、早く終わらせることができるならとっととおしまいにしたい考えの持ち主。ダラダラとやりたくない(それは誰でもそうかもしれないが)
しかし彼はそうではなく、ことを順番に終わらせて、ちょっとした手抜きという妥協をあまり考えない実直なタイプ(ん~、えらいねぇ)
しかも最悪なことに、指示の出し方がシーケンシャルで何回も同じことを繰り返し言って再確認する、いわば「おじさん特有の面倒」なタイプ。
一例:
「A君は、ここでこれやってあれやって(省略)」
「はいわかりました」
「で、今言ったことがもしわからなくなったときは(省略)」
「はい、わかりました(2回も言わないで良いから)」
「あ、あと、水はここから、バケツに水いれてから始めて(以下略」
「はいわかりました(わかりきったことの説明は・・・)」
「じゃ、お願いします。それで(略」
『早く始めさせろよ』
とにかく説明らしき説明は最初の1分で済んでいるのにも拘らず、事後説明、しかもわかりきったことの説明が多すぎて、残ったほかのメンバーは自分の作業内容説明を受けるための待ち行列に入っている。
それだけでも時間がもったいないのに。
彼はポリッシャー回しのプロである。その日行ったメンバーの中でポリを回せるのは彼しかいない。
だからポリ回しの工程に進ませるため、前工程を早く終わらせないと作業が止まってしまう。
それなのにも拘らず、彼はポリッシャー以外の作業にも手を出して、ダラダラと作業する。
これは判らなくもないが、他に手の空いてる人員がいたのだから、ポリ以外の作業はそういう奴らに割り振ることだ。
これがわかっていない。
まあぶっちゃけ言ってしまえば
くどい
とでもいえばいいんでしょうか。
それとも
信用されていない
あるいは
信頼してない
どれも合っているようでw
本人はそのつもりで言っていないのでしょう。態度を見ればわかります。
しかし、指示を受ける側からすれば
「今までどのくらい一緒に作業してきたのか、数えてみましょうか?」
とも言いたくなる。
一瞬のスキが結果として作業損壊の憂き目にあう。
それもわかりきったこと。
緊張しながら作業を進めなければならないことは百も承知。
だからといって「なんだか信用されていないのかなぁ、そんな些末なことまで言われるとさぁ」
との感情も沸き起こる。
その結果、作業自体が機能的に進まず滞留時間が増えてやるべきことが後手後手ゴチャゴチャとなり、時間ばかりが無用に過ぎることもある。
そういうことを極力おさえるための「職長」である。
自分を含め6人もの人を管理(制御)するための教育(訓練)がなされていないための結果といえばそれまでなんだが。
そのくらいの人数、制御してよ
過去、コンピューターソフト制作のために20人ほど管理した私はこう声を大にして言いたい。
結論:
「3時までには目途をつけ、5時には撤収しよう」
とのたまっていた彼が作業を終了したのは、午後5時半をとっくに過ぎた頃でした。
私は自負しています。
もし、あの時、私がハッパかけていなければ、優に6時半を超過しても終わっていなかったでしょう。
もひとつ結論:
作業内容を把握している彼にすべてを聞いて、私が采配していたら午後4時半には作業完了していたでしょう。と。
ちょっとカチンときたので書き記しておきます。