かつて北海道のオホーツク(紋別市)には、
鴻之舞金山(こうのまいきんざん)という富鉱山があり、
1916年から1973年までの 56年間に
金72.6トン、銀1234トンあまりを産出するという、
東洋一の黄金郷があった。
しかし その鴻之舞金山も、私が小学生の頃、
鉱物が枯渇したため完全閉山することが決まり、
職を追われた人たちで紋別市内はゴールドラッシュならぬ
転入ラッシュとなった。
通っていた小学校にも、毎日のように転校生がやってきて、
ひとクラスがあっというまに 50人近くになり、
ただでさえ狭い教室は、まるで芋の子を洗うような
状態になった。
そんなある日の放課後、
その「鴻之舞組」の友達の家を訪ねると
共同の炊事場に共同のトイレ、風呂なども もちろんないような掘っ立て小屋に、一家の大黒柱であるはずの父親が
ルンペンストーブの前に横になって、ゴロゴロしていた。
私はそのゴロゴロしている父親の娘にこっそり聞いた。
「チエちゃんのお父さんは、何で働いてないの?」
すると チエちゃんは
「父さんは体が悪いんだ。うちら鴻之舞にいたからね。
ケイハイ(珪肺病)っていうらしいよ」
そう答えた。
私は意味がよくわからなかったが、それ以上は聞かなかった。
ただ、けして大きいとはいえないが、
同じ「鴻之舞組」の中でも、市内に八百屋や魚屋などの商いを始めて、成功している大黒柱がいることも私は知っていた。
なので、
「ヒロちゃんとこのお父さんは同じ鴻之舞でも
ケイハイじゃないんだろうな」と思って、母に尋ねたら
「朝鮮人はケイハイになるんだよ。日本人は大丈夫だけどね」と、今なら飛び上がるほど衝撃的な差別発言が返ってきた。
昨日、週刊ヤングジャンプで大ヒットした漫画
「ゴールデンカムイ」の映画(実写版)を見てきた。
不死身の杉元と呼ばれた日露戦争に従軍した兵士が、
アイヌの娘であるアシㇼパとともに、アイヌが和人に
対抗するべく隠したとされる莫大な金塊をめぐって
陸軍最強と言われる第七師団らとサバイバルバトルを
繰り広げるいうフィクションであるが
暴力シーンが思った以上に多くあったので、怖くて全部を
直視することができなかった。
しかし
「ゴールデンカムイは紙(コミックス)で全部持ってるよ!」というほど大ファンの三女は、
「うれしい!めちゃくちゃうれしい! こんな仕上がりの良い
映画は久しぶりに見た。これで今夜はよく眠れるぞ~♪」と
いって、駐車場までの帰り道をスキップして歩いていたので
「そっか…ササる人にはササる映画なんだ」
と、そう思った(笑)。
私としては、鴻之舞の小川に いっぱしのヤマ師を気取って
砂金すくいに遊びに行ったことや、
子供の頃、近所に 住んでいて、母がよくイジメていたアイヌのナツおばちゃん(ゴメンネ )のことや
一緒にゴム跳びして遊んだアイヌのキエちゃん、そして
遠い親戚でもある平取の「川奈野一族」たちとの交流など、
良くも悪くも たくさんの思い出が、次から次へと胸に
去来して、朝まで眠れなかったというのに…
ちなみに、主演の山﨑賢人のホロスコープを出してみると
金星♀が 29度で、天王星と凶角度をとっている。
プライベートでは、女優の広瀬すずとの交際が噂されて
いるようだが、果たしてうまくいくかどうか…チョット心配。
なぜなら、29度は、涙の度数とか悲しみの度数とか言って、
恋愛はいつも波乱含み。
邪魔が入ったり、挫折があったり、スキャンダルが
勃発したりして、悲しい恋愛になりがちだからだ。
性格的には、まじめな努力家なのにね。
…賢人、がんばれ
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