創作者(アーティスト)とその創作物を扱う者の関係は、

生き物とそれに寄生している寄生物に似ていると思う。

 

ただ寄生している側にも意地があり、志もある。

我々がいることで主人はより輝かねばならない。

その魅力や素晴らしさは、より多くの方に知られねばならない。

ひとつひとつの創作物に誠実であり続けねばならない。

 

そうでなければ我々は主人を痩せ細らせるだけの

本当の害虫となってしまう。

私がPOPにこだわる理由はそんな<祈り>だ。

 

「POPもつけずに作品を店頭に並べるのは、アーティストに失礼だ」

修行時代、私は様々な先輩から口酸っぱく言われてきたが、

今ではどうも異端の部類のようだ。

 

<本が売れない時代>と言われて久しいが、私は半信半疑だ。

「なんでそんなに描いてるんですか??」とよく聞かれる。

<祈り>だと言われても困るだろうから、

<心意気>だといつも答える。

時折「そんなに描いても業界はうごかないよ」と言われることもある。

うごかしかしたいものがあるとすれば、業界などではなくて、

そんなアナタの心だよ、と思う。

 

業界を変えてやろうなんてハナから思っていない。

ネクラ本屋の活動は最初から、

本に関わる人たちの心に向けて行われている。

そんな re: 。

 

今回のイベントでは、修行時代によくやっていたPOPの生実演を

久しぶりに行いました。

ご興味持って下さったお客様、お声掛け下さったお客様、

お買い上げ頂いたお客様に心より感謝致します!!

今年の後半は様々な書店さんとのコラボを予定しております。

描いて、画いて、書きまくります!!

詳細はおってツイッター、ブログ等でお知らせしてまいります。

 

本日はネクラの聖地・元八幡(鶴岡八幡宮の元所在地&芥川龍之介因縁の地)で

娘(すでにネクラ)とともにネクラパワーフル充電。

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