このお盆休み、多くの子供達は

きっと楽しくて、楽しくて、たまらない日々を過ごしたでしょう。

海に、山に、ご馳走に、おじいちゃん、おばあちゃん。

たまにしか行けない田舎のお家はまるで楽園のようで、

キラキラと子供達が笑い輝く姿は、

大人達にとってもひとつひとつがまるで映画の名場面です。

 

でもその名場面はカレンダーをたった一日進めただけで暗転します。

また憂鬱な月曜のはじまり、繰り返し。

数字に追われ、競争に追われ、人に追われる。

心は失われ、思いやりは空の彼方に霧散する。

どこに「うつくしさ」はあるのだろう?

どこにいけば「やさしさ」は見つかるのだろう?

 

この「生き地獄」を子供達に何と説明しよう... ...

 

私たち大人(特に親)には<絶対に逃げてはいけない義務>があります。

それは、未来を生きていく子供達に、

この世界の有様を<自分の言葉>で伝えること。

貴方は何と語って聞かせますか??

この世界のこと、この国のこと。

 

上田紀行・清水康之さん著

『自殺社会から生き心地の良い社会へ』

 

この国の年間自殺者数は、他の先進国の中でも飛び抜けて高く、約3万人

(当然そのひとりひとりに家族・友人・愛する人があり、人生ドラマがあります)

東京マラソンの参加者とほぼ同数の方々が、

毎年自死に向かって走っていく様を<異常>と思えなければ、

もはや我々の感覚自体が麻痺してしまっているとしか言いようがありません。

もはや構造の<根本>から見直すしかないと、皆が分かっているこの社会を、

貴方は何と語って、子供達に引きつくつもりですか???

またいつものように、目をそらして誤魔化しますか??

何のために働き、何のために競い、何のために命を使っているのですか?

<今貴方のいる場所で、貴方にできること>こそが求められているのです。

 

なぜ私たちはこんなに生き苦しいのか、

何が私たちをそうさせているのか、

この本でまずしっかりと<現在>を見つめて下さい。

いつの間にか駆けていく後ろ姿を見送るばかりになってきた我が子。

その後ろ姿にいつもこれを誓います。

少なくとも子を持つ親は、子供達の未来を絶対に人任せにしてはいけない。

私や、貴方の今日こそが子供達の未来を変えていくのです。

今、ここで、誓いましょう。

 

 

 

 

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