「人間らしさ」を失いそうな今だから、

心にやさしさが満ちる、
生きるちからが満ちる、
そんな「心が還る場所」を、
鎌倉につくれないだろうか?

 

 

このブログは、

ネクラなうえに、繊細ビビリで弱虫...

弱さの総合商社のような店主が、

 

鎌倉の名刹が店舗空間!?

前代未聞の移動式書店

「書店 鎌倉 ゆう」

 

をオープン出来るか?

出来ないか?を追った

リアルドキュメンタリー...です。

 

 

 

第十一夜 日本の書店が どこに行っても同じに見える件

 

 

書店員には、やってしまうと

ひどく怒られることが幾つかある...

①買切(返品不可)出版社の代表例は岩波書店。

②返品期限がある商品の代表例は雑誌。

③直取引...取次(問屋)を通さず、書店と出版社が

直接商品をやり取りする流通方法。

主な出版社にミシマ社、ディスカヴァー21など。

 

 

誤って返品した商品は、逆送品として店に戻され、

一冊につき数円の逆送手数料が徴収される。

薄利な書店業ではこの手数料は地味に気まずく

上司に見つかるとこっぴどく叱られる。

 

 

主にチェーンの小売業種で用いられる手法。

セントラル・バイイングとも呼ばれる。

全店分を本部が一括で仕入れ、各店に配分する。

卸値を低く設定してもらえる反面、

ある一定期間(売行きにかかわらず)返品出来ず、

店頭での展開が義務付けられる

 

 

書店⇆出版社での協定にもとづくものなので、

逆送手数料のようなものはないが、

本部一括仕入れ品を迂闊に返品すると...

最悪戦争に発展する

 

よってこれをやらかすと、出版社からも、

上司からもしばらく口をきいてもらえなくなる。

 

 

 

最初は月に数点だった本部一括仕入れだが、

出版不況により、どんどんと点数を増し、

店頭展開の大部分が、これらの商品で

埋め尽くされることとなった。

 

自社の商品で売場を占有したい出版各社と

少しでも原価を下げ、利益をあげたい書店、

その両者の思惑が全国規模で交わった結果、

なんと起こってしまった状況は、よく言われる...

日本の書店は、

どこに行っても同じに見える現象。

そして、この問題が、

さらに客足遠退かせるという事実。

 

ちなみに、貴方のいらっしゃる業界でも、

こんな事、起こったりしていませんか??

 

 

今日のホンマのところ

白紙からはじめよう。

それが出来るのは、大なる者ではなく、

小さき者 だけではないですか??

 

 

 

次夜につづく...

 

 

 

...前夜にもどる

 

 

只今、開店準備期間のため、

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2024年

鎌倉の名刹が店舗空間!?

前代未聞の移動式書店

「書店 鎌倉 ゆう」

オープン予定!!

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