父方の血統は芸事の好きな祖父 がいて、長男だった
おじさん はクリーニングと着物の洗い張りのお店をし
ながら、5人の子どもを育て ました
毎年夏になるとその本家に親戚中の親子が集まりみ
ん なでスイカを食べたり、向かいに あった銭湯へお
ばさんたちやい
とこたちみんなで行きました
そんな仕事ばかりしていた叔父でしたが夏祭りの時期
は毎晩三味線と太鼓で大忙し。何しろ叔父が三 味線を
引きながら盆踊りの輪に 向かって歩き出すと北海盆唄
が流れ盆踊りが始まるのです。かっこ良かったですよ
そしてやぐらの上に上がり太鼓 をたたく姿はとても誇ら
しかったのです おまけに笛もとても慣れたものでし
たねえ やっぱり芸人だったのですね
踊りの輪に素直に入るのは楽しいものなんです
同じアホなら踊らにゃ損・損っていうでしょう?
青森のねぶたの準備をする皆様はそれに命をかけてい
るので祭 とはみんなで輪になり、その命 の喜びを共有
する日本人の大切なものなのだと今になって感動 して
います
普通のおばさんが浴衣をキリッと着てうちわを持ってい
そいそと盆踊り会場へ急ぐ姿がまたイキなんですよね
mayu
いつもはひっそりとした小さめの神社。狛犬さんもにっこりね!
やぐらの周りで盆踊りが始まりました。
親子連れやともだちと、恋人同士、みんな楽しそう!