NHK名古屋青少年交響楽団の皆さんとは、2011年に梅田俊明先生指揮でチャイコフスキーのVn協奏曲を共演させて頂いたのが最初で、今回第50回という輝かしい節目の演奏会に呼んで頂け、再び共演させて頂けることを本当に嬉しく、楽しみにしていました
名古屋や東京の演奏会で「以前NHK名古屋青少年交響楽団にいて、チャイコンの時にオケで弾いていました」と声をかけて頂いたことも何度かあり、卒団して藝大に進学されている方も多く、積み重ねてこられた音楽が確実に団員の皆さんの礎となっておられ、素晴らしいなと思います。
ブルッフのコンチェルトは、私の人生初めてのコンクールの本選曲でもあり、また青木先生コンマスの東フィルさんとも共演させて頂いた曲なので、思い出がいっぱいいっぱい詰まった大事な曲の一つです
前日から名古屋入りし、初めて共演させて頂く今村先生の指揮のもと、リハーサルを行い、本番に臨みました。
愛知県芸術劇場のコンサートホールは、いつ演奏しても本当に演奏しやすく、大好きなホールの一つです。
本番当日、GPから本番までの時間に、楽団員によるインタビューの時間があり、そのやりとりが後に1つの団の記事としてまとまられるのですが、今回も本番前に4人の団員さんが楽屋に来てくれました。
はじめは結構緊張していて堅い質問ばかりでしたが、コンミスの伊藤さんが勇気を持って「好きな人とか、彼氏とかいるんですか？」という話題を切り出してくれてから、結構盛り上がりました（笑）
一気に距離が縮まったところで迎えた本番
皆さんの一生懸命な姿と音に心打たれながら共演させて頂きました。
熱い思いの詰まったNHK名古屋青少年交響楽団の音と一緒に音楽させて頂けて心から感動し、また私のブルッフの思い出も重なって、演奏後は涙が溢れました。
輝かしい時間を共にさせて頂き、本当にありがとうございました
またいつの日かご一緒させて頂けますように
そして、卒団生ともどこかでお会いできますように
NHK名古屋青少年交響楽団 第50回定期演奏会
ブルッフ：Vn協奏曲