月夜の煎茶会 in 掛川 | Harukaのブログ

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10/24は、掛川市の国指定重要文化財「大日本報徳社大講堂」にて『月夜の煎茶会』がありました

予定より少し早く掛川に着いたので、約10年ぶりに、好きだった喫茶店『竹とんぼ』に行きました


名物でもある竹とんぼジャンボパフェが健在で良かった
お腹いっぱい、幸せいっぱい。
マスターに「10年ぶりくらいに来たんですよ」とお話ししたら、「10年後は、やっているかわからないので、10年以内にまた来てくださいね(笑)」と仰っていました


そして本番の報徳社へ


報徳社は、中学生の時に一度演奏させて頂いたことがありますが、その後耐震補強工事が施され、古き良き趣をそのまま残しつつ、梁や床、階段がよりしっかりと安定していました。


現在、榛村元市長がここを治めておられ、私が掛川に在住していた頃は時々「頑張っているか?」と自宅を訪ねてくださり、気にかけてくださっていました。
今回もお忙しい中お時間を割いて、リハーサル時に会いに来てくださり、感激でした!



こちらは子供時代の二宮尊徳像、


こちらは大人になった二宮尊徳像だそうです。



今回のこの煎茶会は、掛川茶振興協会主催によるもので、春の満月の下で摘まれた新茶を、秋の満月の下で味わうという素敵な会
ご来場者は、隣接されている静岡県指定文化財、仰徳記念館にて煎茶とお茶菓子を召し上がり、同じく隣接されている静岡県指定文化財の冀北学舎でほうじ茶作りを体験され、その後、大日本報徳社大講堂に移られ、演奏会を聴いて頂くというコースになっていました。

会場は天井が高く、本来畳敷きなのですが、椅子を並べる際にシートが敷かれたので音の響きを得ることもでき、温かな響きに会場中が包まれる素晴らしい環境となりました。
全てヴァイオリン一本で演奏する無伴奏演奏会ということで、満月の下で満席のお客さまと共に、歴史ある建物の中で時間を共にさせて頂ける贅沢を味わいながら演奏しました。
素敵な機会を、ありがとうございました


終演後、いつものCreek's Cafeへ


日本酒と煮込みハンバーグで迎えてくださいました


この日はCreek's Cafeでもツィターのミニコンサートがあったそうで、夜も多くの方で賑わっていました


月夜の煎茶会
内門卓也:茶摘みによるヴァリエーション
バッハ:無伴奏Vnソナタ第2番 グラーヴェ、フーガ
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォカプリス
バッハ:無伴奏Vnソナタ第2番 アンダンテ、アレグロ
ヨアヒム:モーツァルトVn協奏曲第5番 第1楽章カデンツ
イザイ:無伴奏Vnソナタ第3番