ポーの旅立ち。さようならだいすきだよ。 | WoolRabbits☆

WoolRabbits☆

☆フエルティングニードルで作ったウサギたちの販売などを行っております☆




昨日朝、ポーじいさんは天国へとたびだっていきました。

8日から10連休に入り、毎日ポーの看病ができました。
先週月曜からは、ついに前脚に力がはいらなくなり寝たきりになりました。
脚が開脚して伸びていたのでスーパーマンみたいな格好がかわいかったです。
ごはんは数時間ごとに少しづつふやかして口元まで運び、その後は水をシリンジで飲ませ、左側の口から水がもれるので、お口や胸元をかわいたガーゼでふき、大好きなシロップを舐めさせてからホッペタをなでて寝かす・・その繰り返しでした。
おシッコやうんちは微妙に腰が動くので、出たらすぐ替えてあげました。
連休9日目、一昨日夜も、そんな風にお世話してシロップなめさせてからホッペタをなでながら寝かしつけ、私も眠りました。
夜中にものすごい火照りと喉の乾きと頭痛で3回おき、お茶を飲みにキッチンへ行ったのですが、体調がおかしくてポーのことはチラリとみただけ。
寝かしたときのまま寝ていたようなので、起こさないように静かにベットへ戻りました。
3度目にベットへ戻ったとき、ふと「ポーが起こしたんだったりして・・」と思ったものの、あまりの暑さと頭痛でまたポーを見に行くことができませんでした。
エアコンを26度にしても暑くて暑くて。
いつもは27度でもタオルケットをかけているのに。

やっと眠れたのが4時近く。
5時すぎにリビングで寝ていた旦那がおこしに来て
「ポーが死んでいるかもしれない。なでても動かない」
あわてて起きて行くと、寝かしつけためまの、夜中に見たままのポーの姿がありました。
違うのは、お腹が動いていないことだけ。
目は寝てるときと同じく、うっすら薄目で。
お尻を見ると、コロコロウンチがたくさん出ていました。
泣きながらオシッコシートを外して、名前を呼びながらゆっくりたくさんなでました。
昨日の夜が最後だったなんて、また昨日に戻りたかった・・。
それから旦那が寝たので、私はポーのガビガビになったおまたまわりと、口まわりと、胸を濡らしたタオルできれいにほぐしてティッシュでしっけをとってブラッシングをしてあげると、ふかふかで艶々のポー自慢の毛に戻りました。
スーパーマンポーズで寝ていたけれど、久々にゆっくり横向きに寝かせてあげると、元気な頃の爆睡していたときのポーみたい。

6時半にリロを起こして伝えたら、なんだなはぐらかしてふざけてばかりで、すぐには会いにいかなくて、この子なりに悲しいし怖いんだろうなと感じました。



お昼までゆっくりお別れして、朝予約した多摩の斎場に行き荼毘にふしてきました。
すごく担当さんが優しくていい方で、ここにしてよかった。
帰宅して、ゲージをきれいに掃除して、棚の中にゲージを戻して、いつも寝ていた黄色いマットにお骨を乗せて花を飾りました。
夜マンションのお友達がお土産に桃をくれたので、まるまる1個お供え。
うれしくてしゃぶりついてそうだね。

今朝はごはんやお水の準備もなく、エアコンを気にすることもなく、おはよう いってきます ただいま は言うけれど、話しかける相手がいないのは寂しくて寂しくて。
17年ぶりに動物が誰もいない・・週末は私ひとりになるので、寂しいのが怖いです。

人間に換算すると112歳だというけど、やっぱり悲しい寂しい。
また会いたいよ。
大好きだったよ。ポー。