子どもの頃から魚が好きだった

母親とスーパーに買い物に行くと

さばいてない頭のついた魚を欲しがり

家に帰ってバケツの水の中で泳がす真似をしていたらしい

当時から変態だったようです。


そんな訳で釣りへの憧れは昔強かった。

大した経験も腕もないが(下手です)

なんとなくルアーフィッシングが好きなことがわかってきた

ルアーつまりプラスチック等で,できた疑似餌に

野生の魚が食いつくのがたまらなく興奮するようだ

ほとんど泳げないし,船にも酔いやすい(ルアー船はキャスティングのみ)

そんな自分だけれど,ただ釣りは好きらしい


シーバス(鱸)やトラウトを簡単にやり

ビギナーズラックもあり,それなりのサイズも釣れた

そのうちせっかちな自分は

この世界が奥深いのもわかりながら

ろくな経験もせず,北を目指した


手付かずの自然に棲む,猛者に会いたくなったのだ

昨年の夏,4時くらいだったろうか羅臼の港にいた

ここから渡船で知床の東岸に渡る

人口ゼロ,道路もなければ,電線もない

透き通る海は深さが解らず恐ろしい


狙うはピンクサーモン,カラフトマスというやつだ

遡上を控えて沿岸に寄ってきていた

(ちなみに海は問題ないが,川では許可なく釣りはできません)

かかった瞬間体に稲妻が走った

北の猛者の怒りのトルクは

ただ強いだけでなく痺れさせられた



知床遠征


来てよかった。本当にそう思えた。


なぜこんなことを急に書いたか

また行きたくなってきたのだ。

この経験以来まともに釣りには行っていないが

少しお休みすると,沸々と沸いてくるのだこの気持ちが


次は奴かな

ピンクをやったからチャム

そう白鮭!


でも,なんか飛び出せんな


おいちゃんになったのかな


つまらんお話でした