ふとん屋の軒数は減ってます | めざせ良質の睡眠 ~老舗ふとん屋が発信する快眠情報~

ふとん屋の軒数は減ってます

10年以上の取引のある神戸のふとん屋さんが、

高齢のため、ついに廃業なさいました。

何年か前からその話は聞いていましたが、やはり残念です。

打直しや様々なオーダーふとんの仕立てを頼んでいましたので、

当店としても困った状況です。

 

おそらく全国的にふとん屋の軒数は減っています。

木綿ふとん離れ、専門店以外で寝具販売、価格は低迷、

仕立て技術者の多くは高齢化しています。

綿打ち機械が老朽化、修理しようにも部品もないのです。

 

神戸のふとん屋の社長さんも、体力的にキツイとこぼしていました。

手元にまだ少し残っている綿があるというので、

これが最後かなと思いつつ、敷ふとんを仕立ててもらいました。

(そのお店から紹介してもらって、

今後、仕立て依頼する加工場は確保できています。)

 

もう一つ気がかり。

座布団生地が生産地からして減っていること。

日本人は、畳に座布団を使って座る、

こういう文化は消えていくのか?