ハリウッドランチマーケット ①
HRMといっても古着と言うイメージではないと思っている方が多いでしょう。
1972年ころ古着屋として外苑のこのビルの3Fにオープンしたんです。
6坪くらいの小さな店でしたがワンダーランドでした。
開いてる時は窓から可愛いキッズのウェスタンシャツとか下がってて、
フィッティングルームは黒いタイルのWCだったし、
古着屋のイメージはこの頃のものから抜けられません。私・・・
よく通いました。 たまにTRMさんもいらっしゃって、床にはアフガンハウンド
が寝そべってて・・・
ハワイアン、ボウリング、デニム、ナイロンTee,ムスクオイルの匂い、
ムートンコート・・・雑多な感じのレイアウトでワクワクでした。お香の香りは
すでに当時からです。天井にインド綿のような布がかかっていてヒップな雰囲気。
この頃の古着らしい古着と言うとチェーンステッチの化繊Teeにデニム、
シンチSXXのワンウォッシュが束であって、一本¥6800だったんです。
私も価値がわからなかったけど、まだ501の平行輸入が少なく新品(66)¥4800くらいの時代です。
知識も情報も無く・・・
友達のモデルの女の子は買いましたけど。(数年後聞いたら誰かにあげちゃったとか・・・)
この時代R&R、グラムロックブームも平行していましたので流行に尖がった人種や
ミュージシャンも古着に興味があった時です。ananでも特集があってUFOのウェスタンシャツに