アドラー心理学勉強会3回目は

「課題の分離」がテーマです。

アドラー心理学を知るまで、
よく考えたことがなかったかも。
考えたことあります?



アドラー心理学では、叱ってもいけないし褒めてもいけないのですが、
その理由は、

褒めてもらえないとやらない人、
叱られないとやれない人を
育てることになるってこと。

(この「褒める」は、わー!すごいね!!って
素直に賞賛するのはいいけど、
褒めることでやらせようとしたり、
上から目線で賞罰をつけたりするのがダメってことらしいです)

他人から褒めてほしい、認めてもらおうと思うとき、
人は他人のために生きようとする
からなんです。

親に認めてもらいたい、褒めてもらいたい
と思っている人はいると思いますが、
それだけのために生きてると、
それは自分の人生を生きているっていえない

モチベーションを上げるために
期待に応えたい!と思うのはいいけど
結果に期待をしない
(褒めてもらえなくても自分が納得できればOK)


これって、ヨガだねーーーー!

結果を手放す

目の前のことを大切に

できることを淡々と

結果に執着しない


ブッダの教えでもありますね





他者の期待のために生きないと、
他者に期待をしなくなります

子どもが勉強しないことは、
子ども自身の課題であって、
親であるわたしの課題ではない。

子どもが期待通りにしないことを
叱るのは間違ってるってこと。

これが課題の分離。

対 自分の子どもが一番難しいんじゃないかと思う。

子どもはわたしとは別の人格で、
所有物ではないと常に思っているけど

「責任」を考えるよねー

その辺が、褒めるの定義と同様、判断がいるところなんだけど

「死ななきゃいい」(危なくないこと)くらいの
緩めの判断でOKだと思います。

勉強しないことによって被る不利益は
子ども自身が受けるのであって、
わたしには関係ないことなのです。

そこで、怒れてくるのは

子どもの成績がいいと自分が安心できるから
成績は良くなければならないと思っているから
子どもが良い学校に合格したら親として子育てが成功したと思えるから

などなど、子どもの問題とは関係ない
自分の課題が潜んでいると気がついてくるはず。。。


勉強会ではみんなで気づいたことなどをシェアするんだけど、
参加者が子育て中のお母さんたちということもあり、
子どもとの関係の案件が多くて
聞いていても、気持ちがよくわかるし
みんなの意見がとても勉強になります。

日本のお母さんってうるさすぎるみたいだよね
わたしも例外なくうるさいし、
うるさいって言うこどもに
「お母さんはうるさいもんなんですー」
とか答えてる大人気ない母ですが口笛

うちの場合は、私がどんなにうるさく言っても
息子が絶対に宿題をやらない人、もう一枚上手というか筋金入りなので、
私が根負けしたのです。
最初から物分かりのいいお母さんだったわけでは全くありません。

宿題やらなくても、テスト勉強しなくても
死なないし、勉強が全然わからないわけじゃないからいいか、と。

諦めがつくと、いいところがより見えてくるんですよね、これが。
まあ、見つけるしかないというか。

褒めるようなことでもなかったりするから褒めないけど、
あんたは幸せだねーってよく言ってる気がするわ。
これ本心からなの。

息子が幸せだと思うこと

親にとってこれ以上望むことなんてないんじゃないかな

そう思うわたしも幸せ

だからやっぱり自分のことは自分で幸せにしないとね。
自分の価値は自分がまず認められないとね。


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