8月も、もうすぐ終わり。

 

春に星を見てもらった。

 

彼女は、シンプルに、星の話をしてくれた。

 

今年のテーマが見えた気がした。

 

そうか。

 

今年こそ、諸々のこと、片付けていこうと思った。

 

もともと、やろうとしてできてなかったことを

振り返った。

 

実家のかたづけ、父のケア。

 

モリモリ盛りだくさんに見えた。

 

ずっと避けてきたことでもあり、

でも頑張ろうと思った。

 

 

 

一個ずつ見れば良いんだけど

一挙に塊で見ようとした。

 

何からやろうか。

 

そして、時間が過ぎていった。

 

忙しさに逃げて、

そのまま放置してた。

 

今思うと。

 

そんなつもりなかったけど。

 

 

 

思い返せば、父からはいろんなこと、

学ばせてもらったよ。

 

父の体調改善のために、学んだり、調べたことは

いろいろある。

 

たくさんの人たちが相談にのってくれた。

 

ロルフィング、クラニオセイクラル、キレーション、

ボディサイコセラピー、瞑想も。

 

カタカナが多く、よくわからなかったことも、

今は、前より親しみ深く、

自分で父にやれるようにもなったこともあり、

ありがたく思う。

 

頭の構造についても、前より、詳しくなれた。

 

 

 

父は年齢の割に、頭がしっかりしてる人だった。

 

だから、ギリギリまで独りで、なんでもやってた。

 

途中は迷うこと多かったけど、

今思うと、それで良かった。

 

 

 

父は夏の暑い日に、体調崩して、病院にお世話になることになった。

 

それは、ふつうに考えれば、起こらない方が良いことだった。

 

でも、父とわたしにとっては、良いことにつながった。

 

その病院を通して、初めて、

ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、その他、

ケアに詳しい人たちと出会えた。

 

向こうから近づいてきてくれたように思えた。

 

 

 

そういう解決のされ方もあるんだね。

 

 

 

ここまで来て、やっと解決に向かえた。

 

ここから始めても遅くなかった。

 

早くなんとかしないと、大変なことになるんじゃないかとか、

そういうことでは、なかった。

 

その分、父は、自由な時間を多く持てた。

 

 

 

できないときは、無理してもできなくて

 

そういう場合は、目の前のことを

少しずつやっていったり、

休憩することも、大切だよね。

 

 

 

父のこと、応援してくれた人、

相談にのってくれた方々には、

大変感謝してます。

 

やっと、ゴールが見えてきたよ。

 

 

 

 

この写真は、父をフランスに連れて行ったときに撮ったもの。

パリの地下鉄入り口の写真。

 

一度、全額わたし持ちで、旅行に連れて行きたくて、

服も揃えて、はりきって計画した。

 

親孝行ではなく、どこか、借りを返そうと意地になってた頃だった。

 

そして、偶然、旅行行く直前に、父がアルツハイマーだって

診断されたんだった。

 

まだ、目立たない程度の物忘れだったので、

当時は信じられなかった。

 

でも、もうこの頃に、少しずつ、頭がしんどくなってたんだね。

 

ちょっとした喧嘩が多くなって、

ストレスも多かった旅行だった。

 

それも、認知症のことがわかるようになって、今は、理解できるようになった。

 

喧嘩できるってことは、幸せなことだ。