夜泣きって?~研究者の視点から
こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。
夜泣きの定義は決まっていないので、「ママが夜泣きかな?と思ったら、それは夜泣きです」と、この前の記事でお伝えしました。
では、医学や心理学などの学問の世界では、夜泣きはどのようにとらえらているのか、というと・・・
夜泣きの研究者たちは、こんな風に、どういう状態が夜泣きかについて、各自で決まりを作って、研究をしています。
○ 病気や空腹による泣きやぐずりを除き、夜間1回以上の夜泣きが1週間以上継続し、生後4ヵ月以降に発生したもの
○ 乳児期に親が困ったことのある夜間の泣き
○ 夜間に1回以上説明できない泣きが1週間以上続くもの
○ 「夜泣き」とは夜間(0~5時)の泣きをいい、空腹や排泄の不快感、病気などによって泣くことを除いたものを指し、授乳やおむつ交換ですぐに泣き止んだ場合は含まない
細かい基準や、おおざっぱな基準、いろんな表現がありますが、要するに決まっていないということ。
やっぱり、夜泣きって、ママが夜泣きだと思えば夜泣きだということなんですね。
時々、「うちの子、夜泣きでしょうか?」というご質問を受けることがありますが、答えは・・・
「あなたが夜泣きだと思えば、夜泣きですよ。」
ということになります^^;
どちらにせよ、赤ちゃんの睡眠について、ちょっとでも悩みがあるのは事実。
それなら、悩んでいるより、改善のための行動に移った方が早いと思いますよ。