今、仙台市で開催されている「国連防災会議」に関する記事が 朝日新聞、しんぶん赤旗に掲載されている。
朝日は防災グッズの記事だが、赤旗は「被災者の生存権保障」
の見出しの記事である。
報告者は山川充夫福島大学特任教授(帝京大学教授)と鈴木
浩福島大学名誉教授の他、独等の研究者と書いてある。
その中で、山川教授は福島災害復興学の確立と学問的位置づ
けをし、「福島モデル」を世界に発信と述べられている。
そして、
①被ばく避ける権利
②健康で文化的な生活を再建する権利
③居住の自由の尊重が、
少なくとも保障されることと述べたと書いている。
この記事を読みながら、先日も紹介した『世界』2012年4月号
の山川論文を思い浮かべた。
あの論文をベースに、更に「人権優先の学問としての福島学」を
目指しているのか、と思った。
学問は人間の尊厳を発展させることに役立ってこそ学問と言える、と改めて思う。(先日のFBから)