平和安全保障法制(戦争法)反対をめぐる運動から学んだ

最大なものとして、野党共闘があると思う。


 全国各地で、「野党は協力せよ」の声は日に日に高まりを

見せている。

 町村元衆議院議長の死去に伴い、北海道5区は来年4月に

選挙が行われ、野党共闘の試金石として注目されている。

「戦争させない北海道1000人員会」という団体に所属する元札幌市長などが、動きを強めているが、その結果、彼らが推す候補は民主党の役員で、先の選挙で落選した女性である。


 私は元札幌市長という知名度に乗っかって、彼と同じ動きをし

ている人たちの見識を疑っていたから、このような結果になるだ

ろうと予測してた。


 東京や各地の動きを本当に、札幌元市長などは学んでいるの

だろうか。「野党共闘」を進めるということを安易に考えている結果がこうした事態に至っているのだと思う。

 それぞれの個人、団体、政党の存在が尊重され、対等平等の

精神を本当に貫きながら、協議を進めることに欠けた結果だと思う。


 しかも選挙5区の有権者の思いがどう尊重しているのかも

不明である。既に8月に立候補を表明し、運動を続けている

方に対する働きかけ、その方が所属する政党への真摯な働き

かけなど、しているのか、していないのか、少なくとも今回最も

大切になければならないのが、民主主義だから。

今までの選挙との違いを実践しないと勝てないだろう。