「古賀私立・独断改革研究所」は本日をもって解散します。

思えば1999年、市議選に立候補する友人の政治に対する熱き思いに
共感し、選挙に参加した事がオレの中にあった政治好きに火を付けた。
それ以来4年間、最大の理解者・支持者だと自認し、共に活動していた。

2期目の立候補を前に、友人との政治に対す考え方の違いを感じ
戸惑いながらも応援は続けた。
しかし、2期目の当選直後もう本人は忘れているだろうが、許し難いある
一言、そして出来事があり決別…

ならばと4年後、自身の立候補も視野に入れ「政治は全てにイコール」
だと、まずは自分達の住むまちの事を考えようと、「独断改革研究所」を
立ち上げた。

当初は、友人の批判めいた事ばかり言っていたので、一番支えた者が
途中で投げ出してどうすると、オレの行動に異を唱える人が多かった。
まぁそれは今もそうだろうが…

オレには友人を市議として当選させた責任がある一方、市民のために
ならないならば阻止する責任もあると思っている。

オレの考えが全て正しいなんて思っていない。
むしろ自他ともに認める変わり者ゆえ、偏っているだろうし、間違って
いたのかもしれない…
しかし、多くの人の政治は難しいもの、あれは選ばれた人がやること
また、政治家は選挙の時だけの固定観念や諦めを変えたい!
その思いで活動してきたつもりだが、ひとりよがりや押し付けになって
いたのかもしれない…

そんな事をやってもムダ!変わる訳がない!その様な意見も多い。
しかし、政治(政治家)が悪い、誰が悪いと言う前に、なぜ悪いのか?
どうしたら良くなるのか?そう考えたら行動せずにいられなかった。

それを考えさせてくれたのは、紛れもない友人だ。
中身に付いては割愛するが、彼なりに自分の信じた道を歩んでいる。
これ以上はオレが言う必要もない。

あれから4年が経とうとしているが、結果、オレは政治家でも何でもなく
何の影響力もなかった。半ば趣味であったのだろうと思う。
しかし、オレを通して多少なりとも政治に興味を持ってくれた人がいたら
それはそれで無駄ではなかったと思う。

付き合って頂いた皆さんには感謝している。

実は、今回、複数の方から出馬の話を頂いた。
大変ありがたく光栄な事だが、家族の理解を含め環境が整っていない。
よって、お断りした。

次までに今の思いを持ち続けられ、その時に声を掛けて頂けたならば
その時はチャレンジしてみたいと思っているが、先のことは判らない。

余談だが…
先の宮崎県知事選で当選した東国原知事もそうだが、同級生などに
支えられることは本人にとっては光栄などことだろう。
また、同級生を始めとする友人は家族と同じくらい一番の理解者である
ことに違いはないだろうが、それを当たり前だと思ってはいけない。
特に地方で地元から出馬する候補者は、家族は勿論、友人達に人柄
だけでなく、政策を理解してもらい、その上で支持してもらうのが先決
ではないだろうか…

最後になったが、月例会に参加して頂いた皆様を始め、掲示板やメール
にて叱咤激励して頂いた皆様に深く御礼を申し上げます。

失ったものも多かったが、この活動を通して得られたものも多かった。
この活動を通して得られた人脈は、今後のオレの人生に大きな影響を
及ぼすことになるだろう。

皆様、ありがとうございました。

オレは非力だが、活動を止めるつもりはない。
しばらく充電した後、新たな活動を展開するつもりだ。

皆様方におかれましては、健康に留意され、今後ともご活躍されます
ことを願っております。

またどこかでお会いしましょう(^^ゞ