西鉄宮地岳線(現:貝塚線)の一部(新宮~津屋崎)廃線から三ヶ月がたった。その電車は我が家の隣を電走り、生前オヤジは「庭に電車を飼っている」と言っていた。それくらい当たり前だった風景が無くなり三ヶ月が経つ。今は閑静な住宅街になった。天国のオヤジが知ったら驚くだろうなぁ…

昨日、「西鉄宮地岳線跡地の活用についての意見交換会」に参加した。当日の参加者は40名程度。先日は校区の小学校であったが、所用で参加」出来なかったため、以前の校区であり、オレの母校で行なわれた二回目の意見交換会に参加した。

※久々(卒業以来20数年ぶり?)に訪れた母校は、小さく感じた…

先日の「市長と語るまつづくり」や当日のニュアンスから、市長は県道495号線(旧三号線)の渋滞緩和等を目的に、それに代わる代替の県道(国道)を作りたいとの考えのようだが、参加した多くの市民の意見・要望は遊歩道やサイクリングロードといった、環境に配慮したものが多かった。先日の会合に出席した人によると、その時もその様な意見が多かったと聞く。勿論、道路を要望する参加者も居たのは言うまでもない。

市民の意見は意見として聞いた。後は市長の判断!とならないことを期待したい。必要がなるなら、何度でも意見交換会を開催すればよい。やっつけ仕事で終わることなく、しっかりと住民の声に耳を傾けていただきたいものだ。

参加者の意見にもあったが、これから先、人や車は確実に減る。よって、現状だけで判断して道路を作っていいのだろうか?オレは当初、両隣の町まで続くこの跡地は道路しかないと考えていた。しかし、先日の仲間達との議論、今回の意見交換会に参加し、必ずしも道路でなくてよいとの考えに傾いてきている。もし古賀市が車道を作らないと判断したところで、他の自治体や国・県との兼ね合いもあり、すんなりとは進まないだろう。何より、今はまだ西鉄の所有地であり、勝手に議論していると言ったところだろう。しかし、西鉄も早めに結論を出したいとのことなので、強ち勝手な議論ではないだろうが…

複数の議員も参加していたので、今後は議会でも取り上げて頂きたい。

古賀市民だけでなく、両隣の自治体住民の意見も聞きたいところだ。
できれば三市町合同の意見交換会を開いていただきたいものだが…