先日、「段ボール肉まん」なる記事を見つけた。何じゃそりゃ!?

報道によると、北京の露店で段ボールを劇物のカセイセーダ(水酸化ナトリウム)で溶かし、豚肉と混ぜて肉まんとして売っている店があるという。何とも信じ難い話だが、何でも有りの中国ならもしかして…

聞いただけでも吐気をもよおす。そんなもんホントに売られているのか?それ以前に食べらるのか?と思っていたところ、報道されているレシピを元に、これを作った人がいる。以前はバラエティ系の番組によく出ていたが、最近はとんと見掛けなくなった料理人の金萬福氏である。(参照 )とても食べられる代物ではないようだ…

そうするうち、あれは「やらせ」だったとスクープ報道した北京テレビが謝罪したようだ。いわゆる捏造とのことだが、何でこんな馬鹿なことを?しかしホントに捏造なのか?それすら疑ってしまう。とにかく理解に苦しむ。

捏造と言えば…
新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発が被災状況を過少に報告していたことがわかった。原発の性格上、悪戯に不安を煽ることは避けなければならないが、隠したり過少に報告して、次々に数字が訂正されると「影響が無い」と言われても、にわかに信じ難いし、かえって不安を煽ってしまうのではないか?この様な時でさえ隠そうとする体質が問題だ。想定外で済まされる問題ではない。我々は何を信じればいいのだろうか…

遅ればせながら、新潟県中越沖地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げると共に、被災された皆様にお見舞い申し上げます。また、早期の復興を心より願います。