我々国民が政治に参加する権利に「選挙権」と「被選挙権」がある。

選挙権は議員や首長等の立候補者に投票できる権利で、満20歳以上の日本国民誰にでも(一部の例外を除く)与えられた権利だ。一方の被選挙権は、選挙に立候補する権利で、立候補しようとする議員や首長によって年齢は異なる。オレの記憶が正しければ、参議院議員と都道府県知事が満30歳以上、衆議院議員、都道府県議、市(区)町村長、市(区)町村議は満25歳以上の日本国民(こちらも一部の例外を除く)だったと思う。

そこで疑問だが、なぜ選挙権と被選挙権の年齢が異なるのかだ。
まぁ調べればわかるだろうが、面倒なので調べない。
ってか、あの人 が調べてくれると期待して…

現在考えられている若者施策は、あまり若者の意見が反映されてないように思う。まぁ若者の意見全部を取り入れるのが良いとは思わないが、現行では選挙権が有るにも関わらず、25歳以下の若者はいくら良い政策を作ったところで、自ら議員(首長)に立候補出来ず、誰かに託すしかない。一方、高齢者は自らが行動を起こせる。若者自身が考える施策も必要だと思うし、これからの日本を支える若者達が考える高齢者施策も必要だろうと思う。

若者の政治離れが叫ばれる昨今、被選挙権の年齢を下げて若者の政治参加を促すのも一つの手だろう。まぁこれは民法やその他の法律との絡みもあるが、色んなところで議論はされているようなので、今後に期待したいものだ。

尚、日本と同じ議員内閣制を取る英国では、このほど、与党・労働党が17歳の女子高生(投票日までに18歳になっていっればOKらしい)を来る総選挙の候補者に抜擢した。昨年、選挙権・被選挙権の年齢が21歳から18歳に引き下げられたことに伴うものらしい。まぁこれが良いか悪いかは別にして、日本も若者の政治参加を真剣に考える時ではないだろうか…