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台風の被災地バンタヤン島では、セブシティより一足早く、今日明日がカトリック教会のシヌログ祭りです。

パ レードの先頭を行くのは、シヌログでお祭りするサントニーニョの像です。住民からこんなにも信仰されているというのは、それこそ大変ご利益があるからに違 いありません。そのご利益とは何なのでしょう?聖書を読んでみてもイエス様の偶像を拝んで奇跡が起きるとは書いていないようです。

サント ニーニョとは、イエス様の幼年時代なのだそうですが日本では聞いたことがありません。仏教ではお釈迦様は35歳の時に悟りを得てブッダになったので、花ま つりに甘茶をかけるお釈迦様の誕生像は、我々と同じただの人間なのですが、イエスは元々神様なので赤ちゃんの時から神様という訳でしょうか。でも、イエス は子供時代から聖書をよく読んで勉強したそうです。もしイエスが神様だったら勉強しなくても良さそうなのに…

神様であるイエスが人間のお母さんから生まれて、人間として大きくなって、殺されて、死んでから生き返ったので、みんなが神様だと分かったというストーリーなのですが、日本の私たちにとっては何とも不思議な物語です。鰯の頭も信心からというお話しでしょうか。