初めまして。初ブログです!

 

新予防センター『HAP』の整体「バイタルリアクトセラピー」を担当させて頂いております村上と申します。よろしくお願いします。ニコニコ

 

『HAP』とはHealthcare Activities Preventive careの略で、活動的に健康管理、病気予防に取り組むことをお手伝いさせて頂く施設です。

 

施設の中では「ここまでやるか!」をテーマに最新の検査機器、トレーニング機器、治療機器を取り揃え、専門ドクター、看護師を筆頭に「PCC(プリベンティブ・ケア・コーディネーター)」と呼ばれる各種療法士、管理栄養士、スポーツトレーナーなどの資格を持つプロフェッショナルチームが各分野で皆さんの健康を徹底的に守るためのコーディネーターを務めます。

 

私も元々は整骨院を営んでおりましたが新予防HAPでの取り組みに賛同し、今春よりこの施設の中でカイロプラクティック整体のバイタルリアクトセラピーを担当させて頂いております。

 

以前より整骨院で仕事をしながら、多く来られる患者様の治療をさせて頂いておりましたが、整骨院に来られる患者様は殆どの方が、どこかが痛むとか痺れるとか既に起こってしまった身体の不調を訴えて治療にお越しになられます。

もちろんこのような方々を治療させて頂いて治癒に導くのがお仕事ですから、当然懸命に治療をさせて頂いて、快復して喜んで頂けるのが何よりのやりがいでした。照れ

 

そんな中で残念ながら完全には治せない方々もいらっしゃいます、かなり長期にわたって歪んだままの身体を放置してしまい、骨や椎間板が長期にわたって圧迫されて変形してしまっていたり筋肉の萎縮を起こしてしまったりした場合、完全に元に戻すことは難しく、何某か症状が残ってしまいます、さらに悪化させてしまうと手術して人工関節などに置換しないとどうしようもない場合も出てきます。

 

治療する立場の者としては何とか治してあげたいのですがどうしようもない場合には悔しい思いを残します。ショボーン

 

そんな中で様々な学びの機会を頂き、欧米諸国のような予防医学としての整体に思いを馳せるようになりました。

 

医療保険のシステムが日本とは異なるアメリカでは、病気を患ってしまうと治療にかかる費用が、かなり高額になります。
従って必然的に病気やケガをしないように、健康管理も自分自身で行うことが、健康にとっても経済にとっても大切になってきます。


分かり易い日本とアメリカの違いでは、アメリカの医療システムではまず、病気やケガを発症したら取り敢えずかかりつけ医に診てもらうのが普通です。


日本日本では、自分が行きたい病院に保険証を持っていけば診療時間内であればいつでも受診することができますが、アメリカアメリカではまず最初にかかりつけ医を通す必要があります。
つまり、どの診療科や病院を受診するにしても、かかりつけ医を先に受診して紹介状などを書いてもらわないと専門医の受診はできません。


もちろん緊急の場合は、ER(救急診療室)を受診することができますが、かかる費用はかなり高額なものになります。
子どもの検診(かかりつけ医)などには医療保険が適応され、予防接種なども検診時に受けることができます。
子どもは急に熱をだしたり体調を崩すことも多くありますが、検診以外の診療は有料で診察内容によって価格は大きく変わり、ほぼ自費診療同様です。

 

日本では救急車に来てもらっても後で請求書がくることは有りませんが、アメリカでは有料です。しかも救急車の中で行った処置や使った機

材、さらには救急車が走った距離によっても請求額が異なります。

救急車

救急車だけでなんと最低でも約500ドル(今の1ドル112円のレートで約5万6000円)!
さらに救命室に入ると料金はまた別料金で、処置によって金額は違ってきますから、いくらかかるか計算するのも怖いですね!ガーン
こうした事情もあり、アメリカではよほどのことがない限り救急車を呼ばないことが多く、たとえ要請しても無保険者や支払い能力がないと判断された場合には、救急車への搭乗も断られたりもします。

 

さらにお薬の事情もだいぶ違うようです。

セルフメディケーションとは、自己判断で健康の維持増進、疾病予防に取り組むことをいいます。アメリカでは医療費抑制のために個人で健康を維持するように努力させる様々なシステムが組まれています。


アメリカでは市販薬の種類が豊富で、日本では医師の処方が無いと買えない薬品も、一般の薬局の陳列棚に並んでいたりして自己判断で使用出来ます。という事は医者任せにしないで自分でも病気のことを学び薬を使い分ける事が出来る様に知識を持つ事が必要になります。
処方薬はすぐにもらえるわけではなく、まず指定する薬局にオンラインデータで情報が送られ、受け取る薬局を指定し、そこで保険証を見せ医師名や自分の名前を伝えれば処方薬を受け取れます、身近なスーパーマーケットやドラッグストアでも買うことができます。

 

アメリカでは基本的に自己責任を重んじて予防の重要性もある程度教育されています。

整体などでもアメリカでは身近にカイロプラクティックドクターがいて日本の医師のようにレントゲン撮影もできて骨格の歪みを検診してくれます。

カイロプラクティックオフィスと契約して定期的に家族単位で骨格の予防検診も受けることが出来るそうです、そして悪ければその場で治療を受けるのです。

家族で行くという事は大人が治療を受けるのを子供たちも見ていて、身体が歪むとどうなるかということを、幼い頃から教えておくこ事になるのです、そして自分でケアすることを身につけてゆく事になります。

日本でもこのような事が一般的になれば将来的に整形外科的な疾患を減らすことが出来るのではないでしょうか?

 

高齢化社会を迎えている日本において、医療費の増加は大きな問題となっています。
今後も医療費が増え続けると、国の財政を圧迫していくのは必至と考えられ、医療費を抑えることは急務だといえるでしょう。
医療費の増大を防ぐためには、国民一人ひとりの心がけが最も重要になります。
セルフメディケーションは、その心がけのひとつといえます。

 

病気や症状を自分でも調べて把握する事も大事です。

タブレットやスマートフォンなどを含めたインターネットの普及により、病名や症状などを誰でも簡単に調べられるようになりました。
しかしここで重要なのは、そのインターネットで調べた情報が正確なものかどうかということです。

誤った情報に惑わされないように、医師や看護師、助産師などの専門家による監修が入った記事や、政府機関、病院や企業など信頼性のあるサイトを選ぶことが大切です。
複数のサイトを見て、情報に大幅な違いがないかどうか見比べることも有効でしょう。
また、今すぐ救急受診をするべきなのか、深夜なら明日まで待ってからの受診でも構わないのかなど、緊急度についても見極める必要もあります。

 

ある意味日本はセルフメディケーションでは後進国かも知れません。

日本では健康保険制度が行き渡り、医療技術も優れているので米国などに比較して安くて高度な医療が国民に提供されていると思います。素晴らしい国だと思いますが、その反面多くの方は病気を自分で予防しようという意識が薄いように思います、悪くなってしまってから初めて医療機関に行く傾向が高いのではないでしょうか?

 

もちろん定期的な健康診断を受けられる方も多くいらっしゃいますが、本当にそれだけで十分なのでしょうか?統計を見ても病気にかかる人は一向に減っていません。

内科や歯科の疾患に関しての予防は進んでいると思うのですが、私が多く携わる整形外科的な疾患に関しては予防意識がものすごく薄いように思います。

昔に比べ生活様式や労働環境が変化し、1日中デスクワークで過ごされる方など、同じ姿勢で長時間労働するパターンが多くなっております、自分でも気付かない内に悪い癖がついてしまうと骨格の歪みが生じてきます。

そのまま気付かないで放置すると軽い所では肩こりや腰痛、さらに放置し続けると肩や膝、股関節などへの関節の症状、さらに進むと首や腰の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などに発展してしまいます。

私は早い段階で身体の歪みを調整して、生活習慣で悪いところを修正したうえで正しいバランスを維持しておくことが出来れば、手術が必要になるところまで悪化させないように予防する事が出来るものも多くあるのではないかと考えます。

 

ですから、整体を単なる肩こりや腰痛の治療と考えないで将来の健康を守るための予防として認識して頂けるように、今後この新予防『HAP 』の中で頑張って参りたいと考えております。

 

今後この考えに沿って整体やカイロプラクティックに関する情報や予防に関する情報を発信していきたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。