こんにちは。
「Joy of life」
日常のふとした喜びの瞬間や
楽しいと感じたことを作品にする
ヒロミポーセレンアカデミーの高見です。
画像は、2002年製作「貴婦人の乗馬」
2月4日から28日まで
宝塚ホテルのロビーで、展示させていただくことになりました。
宝塚ホテルと言えば、
宝塚大劇場のあるヨーロピアンな街並みが美しい、
花のみち沿いの
白亜の宮殿
華やかな宝塚歌劇の舞台の雰囲気そのままが
ホテルになったような場所。
白い大理石とシャンデリア、
レッドカーペットの敷かれたステージのような階段が
さらに夢心地にさせてくれます。
そんな素敵な場所に作品を展示させていただけることになり、ワクワク、ドキドキが止まりません。
ブルグミュラーの練習曲「貴婦人の乗馬」
ピアノを習ったことのある方は、ご存知の方も多いかと思います。
5歳でピアノを始めた私が
幼い頃大好きだった曲。
あのリズミカルフレーズが幼い私に心地よく、
ひとり勝手に、優雅に乗馬を楽しむ貴婦人の姿を思い描きながら、ご機嫌に、楽しく弾いてました♪
のちに、実は、男性的な曲らしい‥😅と知った。
それから20年以上経ったある日、息子を膝に乗っけながら一緒に?この曲を弾いていたら、
楽しくなってきて。
大人になっても、この曲を弾くと、やっぱり浮かぶのは、
小さい頃に思い浮かべたあの風景。
うん、この曲、やっぱり好き、作品にしてみたい!
っていう気持ちがMAXに。
でも、いざ作り始めたら
これまでになく難しい。
なにげに3本脚で立つお馬さん‥
「高温で焼く」が「必須」の磁器作品としては、
「やきものの自然の法則」に逆らう難しさ。
悪戦苦闘
焼く前も、
何度、バランスを崩して倒してしまったことか‥。
七転び八起きさせながら
なんとか完成することができた。
そういう意味でも感慨深く心に残る作品 笑
諦めずに
最後まで頑張って仕上げてよかった。
それから21年。
びっくり🫢
毎日が慌ただしく過ぎ去り、
気がつけば全て過去のこととなり、
記憶もどんどん薄れて行ってしまうけど、
作品は、
いつもそこにいて、そのままの姿で
美しく輝きながら、
私を当時の気持ちにいざなってくれる。
磁器は、何年経過しても劣化することがない。
大切に扱わないと破損してしまうけど、
自分の気持ちを込めて作った作品は、
自分の心を大切にするのと同じように、
自然と丁寧に扱うことができる。
だから、何十年経っても、美しい。
今更ながら、ずっと作り続けできたものが磁器でよかったと心から思う。
今回、展示していただける作品はもう一つ。
「The souvenir」という作品。
こちらは、2002年製作の作品。
完全にオリジナルの純愛ストーリーをもとに
製作したものです。
この作品のストーリーは、
Instagramに載せているので、よければ
ご覧ください。
「The souvenir」のストーリーはこちら☆☆☆
久しぶりに、エントランスギャラリーのキャビネットから出してきてました。
高さが40センチくらいある大きな作品なので、
この20年、ほとんど門外不出。
エントランスギャラリーのキャビネットの中で
ずっと鎮座していた作品たち。
2月3日の搬入までに、綺麗に洗って備えます。
磁器は水洗いできるので、
いつまでも清潔に美しく保てるのも良いところ。
ピカピカにして、搬入しま〜す♪
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展示期間 2023年2月4日〜28日
場所 宝塚ホテル1階ロビー
どなた様も、何度でも自由にご覧いただけます😊
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お近くにお越しの折は、ぜひご高覧くださいませ。