『私は奇跡を見た』
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
政木和三
第四章 八次元の超能力者
第一節 時空を超えた知覚力
第一章にたびたび登場した、天玉尊先生は、高次元の生命体の集団であるために、時間と空間を超越したものが見えるようだ。
数多くのエピソードの中から、その二、三について紹介してみよう。
関西のある会社の中でのできごとである。
どちらも世帯持ちの男女の社員が仲よくなり、出張中の主人の帰宅が迫り、生きて行けないということになって、書置きをして家出した。
その子供が、学校より帰って来てその文を発見した。
そして助けを天玉尊先生に求めたのである。
すぐに先生は電話で、
『その二人は、東北線特急の何号車の何番にいるから、ただちに手配しなさい』
と答えた。
会社の東京支店へその事が連絡され、そして指摘されたその席で、両名は発見され、無事つれ戻すことに成功したということがあった。
またあるとき、宝くじの発売の日、
『このくじの一等は、何組の何番です』
と先生が言明した。
抽せん日に、番号を書いた車に、矢はその通りの数の上につきささっていったのであった。
このようなことも、本人は宝くじで当てようとする慾はなく、ただ念じてみただけなのである。
そして
『この世の中には、偶然ということは一つもありません。
天上界で決った通りに動いています』
と先生は言う。
天玉尊先生の最も大きな悩みは、世の人の未来が見え過ぎることであるという。
知らない遠方のことが見えたり、人の宿命も全て見えてしまい、その人の過去や前世など全てが見えるために、大きな苦しみがあり、
『私も平凡な人間にしてほしい』
と、神に願ったことも再三あったという。
しかし、その度毎に、盲になったり、事故に会ったり、または八時間も死体安置所に置かれるという目に会わされるのだった。
そして、結局、生き返ると、元のような神通力の所有者となっているのである。
筆者の家は、天玉尊先生にとっては、憩の場所であるらしく、先般は三日も泊られた。
その夜、白く光る右手から大黒様が湧出し、ご神示を拝したことは先に書いたが、お帰りになる翌日のことである。
新大阪駅まで送ってゆくことにし、私が運転して出かけた。
新御堂筋へ入ってしばらく行くと、進めなくなった。
車が前方には延々とつながっている。
事故でもあったようである。
予定のひかり号の発車まで三十分しかない。
気が気でないが車は全々動かない。
先生は一言
『大丈夫よ、間に合います』
と、おっしゃる。
そして
『左へ出なさい。
また右へ出て、細い道を行くと、広い道に出ますから、それを左へ曲りなさい』
と言うのである。
私の近くでありながら、通ったことのない道を、先生のおっしゃる通り進むと、ちょうど事故現場の少し先に出た。
そして新大阪駅には予定の時間に到着することができたのであった。
先生は、この道は一度も通られたこともなく、始めての土地であった。
天玉尊先生を車に乗せて、どんな所へ行っても道に迷うことはない。
先生はよく居眠りをされるが、車が止まると瞬間に
『ここは、何々町、何丁目で、次の角に何の店がありますね』
と、初めての町でも、すべてわかるらしい。
肉体の目は眠っていても、精神の目は見開いておられるらしい。
うたたねの先生に話しかけると、いびきの中からその答えが正確に戻ってくる。
あるとき、祭壇にある大きなローソクに向かって、拍手を打たれると、その瞬間に火がついた。
昭和五十二年三月に高野山からテレビで放送された護摩に火のついた状況を思い出さる方もあると思われる。
このような不思議な力も、自分の欲望のためには何も起きないようである。
あるとき、町のアンチャン風の若者三名がやってきて、
『先生は何でもよく当るから、競馬を見て下さい』
と言って、昨日のレースの新聞を取り出した。
先生は昨日のレースは全て当てることができた。
若者たちは、
『それでは本日の予想をやってみて下さい』
と頼んだ。
先生はいとも簡単に答え、若者たちはそれを聞いて、一人は電話をかけに行き、一人は馬券買いへ、一人は先生宅と手分けして馬券を求めた。
しかし、一枚も当たらなかったのである。
そこで若者たちは、暴力団の本性をあらわし、すごんで言った。
『どうしてくれるんだ!』
先生は落付き
『あなたがたは競馬の一位を知ってどうする気なのか』
と問う。
『もちろん金がほしいのだ……』
『金がほしければ、最初から金がほしいと言いなさい。
金ならいくらでも出してあげるのに』
その瞬間、目の前に数千万円の札束が出た。
暴力団の三人はそれをつかもうと手を出した瞬間に、札束は消え失せた。
そして、天玉尊先生の声ではなく、大音声が鳴り響いた。
『汝等の命を召す』
すると、三人は立つ力も失ない、ガタガタとくずれるように、へたばってしまった。
そして
『お許し下さい、どのようなことでもしますから、どうか命だけはお助け下さい』
と言って、一心に願ったという。
『三か月の下足番をせよ』
と下命があり、その三人は、そこで三か月の下働きをしつつ、暴力団から足を洗い、熱心な信者となっていったのである。
天玉尊先生は精神面のことばかりではなく、物体も動かす力がある。
これも関西における話であるが、泉水のある庭園を見ておられたとき、家人が
『先生は大変な力がありますが、あの庭の石は動かないでしょうね』
と何気なく言った。
その庭石とは、何トンもある蛙の形をした石であった。
それが、その瞬間に方向を転換して、逆の方向になった。
芝生はめくれ、石の下に居た虫がはい出して来た。
翌日、それを直すために数人の庭師達が集り、滑車でつりあげてようやく元に戻したのであった。
私は奇跡を見た
初版発行:昭和53(1978)年1月10日
10版発行:昭和59(1984)年3月15日
著者:政木和三
発行者:瓜谷侑広
印刷所:藤印刷 株式会社
発行所:株式会社 たま出版
〒162 東京都新宿区納戸町33
電話 03-269-4367
振替 東京3-94804
0014-0023-4354
1978©
ISBN 4-88481-023-6 C0014 ¥980E
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
~ 超能力エネルギーの神秘 ~
『私は奇跡を見た』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。