戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、しっかりと語っておきたいと思う。――黒柳徹子 黒柳さんも僕も、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。――田原総一朗 ふたりが語る戦争体験と平和への願い。
黒柳徹子と田原総一朗の話が交互に語られます。
黒柳徹子の方はだいたい今までに読んだことがあるのがまとめてある感じです。
それにしてもお母さんは凄い人ですね。相当の美人だったらしいですが、汽車に乗り合わせただけの人の所に疎開し、色々な仕事を考えたり・・・。
田原総一朗の方は自分の体験談もありますが、戦争の流れが分かりやすく述べられています。
お薦めの本です。