26時限目! | 穴があったら埋葬されたい

穴があったら埋葬されたい

本業宇宙船地球業密入国者、副業漫画家の梧桐柾木のブログです。漫画の宣伝とか身から出た錆とかを載っけてます。よろしければ是非。

クラブサンデーで「市場クロガネは稼ぎたい」の26時限目が公開されました!
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穴があったら埋葬されたい

最早魔王。漫画の内容もだいたいこんなんです。

 最近、なんだか穏やかな気候になってきたので、太陽もようやく「自重」って言葉を覚えたのかな?とか思った矢先にこの暑さです。特に東京の暑さは他所とは違う、上からだけでなく、下からも横からも満遍なく暑いというドM仕様ですので、毎年毎年へこまされてます。
 
 まぁ、そんな暑さにへこたれない様に、というのと、いい加減何かイベント挟まないと心が萎える、と言うことで、今日、アシ仲間の川中さんと「パシフィック リム」という映画を見に行きました。
 内容はズバリ 「巨大ロボで怪獣を倒す」という、もぉ今時びっくりするくらいの単純明快なストーリー。ネタバレしようにも「怪獣倒す」が目的であり手段な話なので、これ以上ネタバレのしようがないという素敵っぷり。や、話せば細かい設定とか色々あるのですが、そんなもん杉田ボイスで「ロケットパーンチ!」とか言われたら何もかも吹っ飛ぶってもんです。
 しかし、単純と言うことは、要するに「言いたいこと、やりたいことは全てそこに詰まっている」ということなので、分かりやすくて爽快でした。それに、この映画の監督さんが大の日本の特撮好きなので、日本のファンにも見ごたえのある一本だったと思います。
 かつて日本で一世を風靡した特撮が、ハリウッドの技術と予算とリスペクトによって新しく生まれ変わる…。映画としても充分な内容でしたが、その背景に、日本の作家の端くれとして、何か感じ入るものがあります。
 どんなニュースでもそうですが、世界情勢のニュースも、良いものより悪いものの方が多く耳に入るような気がします。そんな世界でも、お互いの文化を尊敬し合う想いが、より素晴らしい作品を作る試金石となる…。そういう素敵な未来の一端を、この映画を通して垣間見た気がします。
 
 ところでこの映画、実は他のアシ仲間も誘ったのですが、先程お話したとおり、川中さんと二人で見に行きました。皆さん他の予定が合ったり仕事があったりそもそも連絡がつかなかったりしたからです。
 「おかしい、昔はこうじゃなかった…。誰かが誘えば、半分以上は集まった…。それが今じゃ、この体たらく…僕ら若木組アシ仲間の、悲しい未来の一端を垣間見た気がする…。」
 …ということを、昨日「明日映画いかない?僕に時間できたから」と何の前フリも無く急にアシ仲間に一方的に電話してきた僕がつぶやきます。…じちょう?ああ、あれでしょ、課長以上部長以下的なアレ。